タワマンブラリ旅のblog

港区をメインに食べ歩き、日本100名道を巡る旅のお話を書いてます。 最近は、お仕事で、神奈川県や千葉県にも出没します( ´∀` )/ぽん

タグ:建築デザイン

令和元年夏の旅、4日目のお宿は、皆生温泉 「東光園」。

夏のお楽しみイベント「花火大会」が目の前の海岸広場で行われていました~w
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200~300発くらいでしょうか。ちょっと、得した気分になりましたねw
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朝~~♪
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朝の散歩です~w
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この庭園や大浴場は、世界的な彫刻家・流政之氏がデザインしています。
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ホテルの目の前に広がる日本海まで足を伸ばしました。
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台風一過の まさに快晴ですね。
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「東光園」の北側に増築された「喜多の館」。 

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荒々しいコンクリートが、本館「天台」と見事に調和しています。
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朝食タイム~~♪ 本館「天台」の4階に設けられた空中庭園を渡って、別館「喜多の館」に向かいます。

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朝食も夕食と同じ大ホールでビュッフェ~~w
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手作りにこだわった自然の恵みビュッフェの料理たち。
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お代り~~♪
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色々と食べられて楽しかったです。
ご馳走様でした~~~♪

中山道を辿って南下「木曽路」は すべて山の中である。。

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令和元年梅雨、南信州の旅。
木曽川を跨ぐ、木橋・奈良井大橋に到着。
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この橋の向こうが、「奈良井宿」なんです。
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「奈良井宿」。中山道に現存する宿場の中で 最長を誇ります。
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ここに来るのは、学生時代以来で 35年ぶり。
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あの時は、信州大学・駒草寮での地獄の耐久マージャン後でした。
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南北戦争、黒一色、紅一色、百万石、花鳥風月、大車輪、大七星、青の洞門などのローカル・ルールに苦しめられたのも 今では、懐かしい思い出。
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国鉄の信州ワイド周遊券を握りしめて帰路につき、ポケットに残った1円玉や5円玉を数えながら 降り立った駅で立ち食いそばを食べましたっけ

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注:駒草寮の逸話は、昔々なので記憶が混乱しているかも~w
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電柱がありません。 山の中の宿場町は、なんとも、美しいですなあ。。
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宿場の中ほどにある「鍵の手」は、城下町の特徴。 戦争で敵が一気走りできないように、わざと作った曲がり角。
芝2丁目「七曲り」も同じ仕掛けです。
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今回は、奈良井宿の名店「かぎの手」で蕎麦ランチ。

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オーダーは、、、
お焼きざるセット。野沢菜が入った お焼き付きで1200円。
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綺麗な二八蕎麦。

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蕎麦の表面に着いた、水滴が甘い。。

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美味し( ´∀` )/ぽん!
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蕎麦湯もウマし。

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上品に二つに切られた お焼き。美しい焼き色。。

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美味し、美味し( ´∀` )/ぽん!ぽん!
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では、また、明日~~♪

野暮用で茨城県つくば市「つくばセンタービル」へ。

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大学生の頃以来、35年ぶりの訪問。
当時は、何もないところに巨大な廃墟風建築が聳えていました。
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今では、周りに大型マンションも出来て すっかり様変わりしていました。
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ステージに設けられた 面白い形のパーゴラ。
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モダンデザインの滝。
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廃墟のように 崩れた姿に積まれた石。
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水盤から流れ落ちたカスケードが、広場の中心に向かっていきます。
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広場の中心には、噴水。
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ある意味、宇宙創造のビッグバンのコピーですかねw
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この広場は、ミケランジェロが ローマで設計した、カンピドリオ広場のコピー。
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〇△□等のモダンデザインは、力強いですね。
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ルドゥーが、フランスで設計した 王立製塩工場のノコギリ柱もコピーされて引用されています。(頭が頭痛的な表現w)
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見事にディテールまで再現しています。ちょっと、感動。
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〇△□の多用は、モダニズムデザイン。キュビズムですね。
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完璧なプロポーション。
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ミケランジェロ作:カンピドリオ広場や ルドゥー作:王立製塩工場のノコギリ柱などの古典建築様式から引用したデザイン。

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〇△□等のモダンデザインが入り混じった空間。
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これを、「ポストモダニズム建築」と呼びます。
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子供たちは、ポストモダニズムなど我関せずと遊んでいますw 
これでいいのだ。
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お見事。
未だに色あせない魅力。改めて、感動しました。
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それにもまして、設計者・磯崎新氏が、まだ生きていたとのニュースの方が何よりも(@_@;)。

では、また、明日~~~♪

静岡県「富士地域材(FUJIヒノキ生産地)見学ツアー」~w

富士の樹海で ヒノキの伐採を見学し、「富士ひのき:来る見の里/くるみのさと」で 製材・加工を見学。
そして、そのヒノキ材を使った「静岡県富士山世界遺産センター」へ~~w
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朱色の巨大な鳥居は、すぐ裏にある「富士山本宮浅間大社/ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ」の 入口~w
水盤の水は、地下水(富士山の伏流水)をくみ上げて使っています。
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逆円錐形の姿が水面に浮かぶ姿は、逆さ富士です。
てか、映った方が、正しい富士山の姿ですね。
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圧巻の木格子。
これこそ、先ほど見学した「フジヒノキメイド」のヒノキ材なんです。
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配布パンフに書かれている木格子の組み方の説明。
良く分からないけど、凄いです~~w
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エントランスホールも 凄いコトになってますね~♪
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ここは、世界遺産を保護、保存、整備、及び将来の世代へ伝えるための拠点施設。学術調査室なども入ってます。
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木格子の逆さ富士の中は、スロープで 歩けるようになっていて、そこから 各階にアプローチする仕掛けです。
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エレベーターもありますが、スロープを登った方が断然楽しい。
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3階の常設展示室。休憩スペースを兼ねてますね。
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雲が無ければこの方向に富士山が見えたはず。それにしても あの電柱が邪魔ですねw
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1階から5階(最上階)を繋ぐ、全長193mのらせんスロープを登ります。
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周りの壁には、富士山の擬似登山を体験できる イメージ映像が映し出されています。
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らせんスロープを登り切りました~w
富士山を登り切ったくらい、感動しますよ~w
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最上階のホール。周辺のあ~たらこ~たらに 遮られない富士山の眺望が、ここまで来ると確保されています。
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椅子も逆さ富士なんですね~w
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素晴らしかった。感動しました~~~w

明日は、この日のランチのお話です・・・♪

三重県を行く 6月の旅。

志摩観光ホテル クラシッック 新館」に 宿泊した翌日。
朝食を頂き、「ザ クラシック ゲストランジ」で休憩した後は、ホテルスタッフ(かなり、偉い人です)の案内で、「館内見学ツアー」へ~~♪
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「新館」は、前日、じっくりと拝見しましたので、次は、創業時から使われている赤い屋根の旧館「志摩観光ホテル ザ クラブ」です。
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昭和を代表する建築家、故・村野 藤吾氏の60歳の時の作品。
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物資の乏しい戦後の混乱期に 三重県鈴鹿の海軍工廠高等官集会所の柱や梁を移築して建設されました。
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エントランスホールは、意外と狭い。
厨房などを設置するために 改修されて狭くなったのですね。
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志摩観光ホテル」の歴史を写真で紹介する「クロニクルコーナー」が必見。
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皇太后さまも こちらに宿泊されたのですね。後ろは、吉田茂首相でしょうか?
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上のお写真の階段が、まさにこれですw
この階段を上がると 二階のラウンジにでます。
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ラウンジは、尾鷲産ヒノキを多用したインテリアで、重厚かつ軽快。
豊かな表情を見せてくれますね。
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天井の 尾鷲ヒノキのペンダント照明も 建築家・村野藤吾氏のデザイン。
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もちろん、暖炉も すべての家具も 巨匠・村野藤吾先生のデザインです。
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ここが、主要国首脳会議「G7伊勢志摩サミット2016」の舞台になりました。
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当時のお写真。左に見けれている カキツバタ屏風は、尾形光琳作の本物。
国宝級の調度が、オモテナシに使われていたのが分かりますね~w
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安部総理の座った席やオバマ大統領の椅子も座れますよ~~w
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でも、イタリア首相の席に座ります。私は、イタリーが、大好きなんです~~w
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「G7伊勢志摩サミット2016」の記念コーナーもあります。
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G7なのに、首脳のサイン色紙が9枚あります。何故でしょう?
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EUの議長と副議長も参加していたから、9人分なんですね~~w
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1泊2日のサミットで出された食事の紹介。美食の数々です。
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サミットで 使われた食器や お土産の展示。
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カクテルパーティーで使われた 三重県産日本酒の杯。素晴らしい工芸品。
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二見ヶ浦の夫婦石が描かれた 蒔絵椀。美しいです。。
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この学ツアーのお話しは、明日の後編に続きます。。

6月の旅。
賢島の「志摩観光ホテル クラシック」の新館に宿泊。
翌朝は、朝日を浴びながら、この名作ホテルをじっくりと見学。
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国立公園・賢島に建った初めての高層建築。官民一体の大開発事業でした。
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英虞湾の景観を一変させる開発計画なので、自然の風景と周辺の環境に最大の配慮を払い、調和をとることが求められました。
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三段階に雁行した平面形状、各階に設けられた深い庇、屋上の塔屋のデザインなど、豊かな表情を持った 外観。美しいです。。
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このデザインは、伊勢志摩の観光開発の その後の指針となり、日本のリゾート開発に多大な影響を与えました。
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自然に溶け込む 巧みな棟配置。
芝生広場のガーデンプールは、「夏でも空いていて気持ちが良いが、巨大ミミズが底にいるので注意。」と、知り合いの大学教授が教えてくれました。
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外を廻って、エントランスホールに戻って来ました。
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尾鷲産ヒノキを多用したインテリアは、シックで 豊かな表情を見せてくれます。
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完璧ですね。これが、リゾートホテルと言うものです。
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メインダイニング、「ラ メール ザ クラシック」へ続く動線。
優雅です。気品に満ちています。。
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メインダイニングと並んで配された 大宴会場も見学。
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大宴会場のホワイエ。
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見事な造りです。
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そして、屋上展望台へ。三層に重なる庇を持った 塔屋が美しい。
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スタッコ欠き落としの外壁が、これほど青空に映えるとは・・・
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今の時代に建てられていたなら、屋上は開放されず、空調室外機や変電機・発電機等が並ぶ 機械置場にされていたでしょう。
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それらをすべて他の場所に持っていき、屋上すべてを展望台にするとは、、、
建築家・村野藤吾の心意が凄過ぎます。
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南方向。
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赤い屋根は、創業時から使われている旧館志摩観光ホテル ザ クラブ」。
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南西方向。左端に見切れている白い建物は、全室眺望抜群のスイートルームで構成された 「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」。
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北西方面。英虞湾と沈む夕陽が、最も美しく見える方向です。
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北東方面。海に浮かぶ筏は、ほぼ100%が、カキの養殖。
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例外の筏は、夏限定で 岩ノリの養殖だそうです。
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志摩観光ホテル。。何もかもが、みな素晴らしい。

朝食のお話に 続きます。

JR外房線、成東駅(なるとうえき)へ。九十九里浜へ行く玄関口です。
いつの間にか、駅前広場が整備され、駅舎も綺麗になってます。
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駅前広場に面した「成東駅前観光交流センター」を見学。
妻側から見ると 屋根がオニギリの形に見えますねw
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武蔵野プレイスの設計で 日本建築学会賞を受賞した kwhg アーキテクツの 建築家 比嘉武彦氏が設計しました。
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昨年12月8日オープン。
市民と観光客が交流し、賑わい創出することを目的としています。
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この可愛らしい建築の愛称は「さんむすび」だそうな。
山武杉(さんぶすぎ)と 屋根のオニギリ形に因んだ名前ですかねえw
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じっくり拝見。
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一階は、観光案内やレンタルバイクを貸し出している「わが街ご案内処」。
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結構、大きな吹き抜けです。
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山武杉の階段を上がって二階へ。
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フリースペース(12名)。掲示板は、申し込みをすれば 誰でも掲示可。
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奥の部屋は、会議室(12名)。
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地元名産の山武杉(さんぶすぎ)は、肌理が細かく、とても美しい仕上がり。
比嘉氏らしい、優しい、リリカルな建築ですね。

続きます~~~♪

2018.GWの旅、初日。
JR金沢駅の回転寿司でランチした後は、市内をゆっくり散策。
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金沢駅東口(兼六園口)の木製ゲートを振り返ってパチリ。
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石川県金沢市の中心部、「近江町市場」へ向かいます。
それにしても 金沢市内はアートが多い。
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この「ブロンズ像」など、惚れ惚れします。皆様、妄想してくださいねぇ~w
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「近江町市場」の入口の左にある建物は、北国銀行。
デザインは、今は亡き建築家・村野藤吾氏のもの。。
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「近江町市場」へ突入します。
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金沢市の中心、加賀百万石の台所として知られる「近江町市場」。
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初めて、来ましたが、素晴らしい賑わいです。。
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カニ、エビ、カキなど、生鮮食料品は、買って その場で食べることもできます。
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業務連絡;ヨッピー氏から、次の伝言あり。
「北陸は寒い時期がいいですね。香林坊で寒ブリ+日本酒が美味しかった。フグ卵巣の粕漬けとクチコ、買ってきましたか?酒とあいますよー(^_^;)」。
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ランチした直後なので、食べ物は、何も買う気になりませんでした~~w 
残念!
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何も食べず、何も買わずに 無事に通過。
金沢城を横手に見ながら 先に進みます。
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そして、やって来たのは、「金沢21世紀美術館」。
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内部へ進入。。
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無事に通過しましたw
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外をぐるりと見て回ります。。
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立派な美術館です。金沢市は、本当に お金持ちなんですねえ。。
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この旅のお話は、相当長く続きます。。。。

2018年新春、宮崎~鹿児島の旅。 四日目、都城市(みやこのじょうし)~♪

今や廃屋となった、「都城市民会館」へ~~w
その存在をしってから、40年近くかけて、やっと、辿り着きました。。。
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50年以上前、建築家の故・菊竹清訓氏が、メタボリズム思想に基づいて設計し、建設されました。
菊竹清訓氏は、昨年泊まった「佐渡グランドホテル」を設計した人ですね~♪
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メタボリズムの建築は、金食い虫。
負担に耐えきれなくなった市が、取り壊しを決めたのは、10年前。
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ちなみに、この市民会館は、維持費が年間2000万円以上も かかったとか。。
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しかし、存続を望む市民の圧倒的な声を受け、南九州大学が、20年間無償で市から借り受けたいと申し出て、事態は一変。
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取り壊し寸前の急展開で、ヤマアラシは、生き永らえたのです。
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建築の「土台」は、メタボ思想に基づき、「変わらない部分」とされ、コンクリートで造られています。
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上部の「屋根」は、「変わる部分」として、更新可能な鉄と木で作られました。
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鉄と鉄骨で出来た、ヤマアラシ型屋根が、コンクリートの観客席の上にスッポリトと乗っている構造です。
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美しいです。。
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一度でも、見た人は、一生この姿を忘れないでしょうね。。
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裏口。今は、閉鎖されています。
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中の造りは、意外とシンプルですね。
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反対側の方が、この特異な建築の特徴を良く現していますね。
屋根の荷重が、扇のかなめに一点に集まります。
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そして、空調、照明、音響などの設備も、この一点に集中しています。
この徹底ぶりこそ、メタボリズムなんですよねぇ~~!
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建築とその内包する空間が、この扇形によって、秩序づけられています。
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まさに、昭和の古き良き時代の名建築。
私が辿り着くまで、よくぞ生き残ってくれました。。
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メタボのヤマアラシ君
、ありがとう。
会えて良かったよ。💛

では、また、明日~~~w

2018年新春、宮崎~鹿児島の旅。二日目の夕暮れ。

薩摩半島の南端近く、
一般財団法人岩崎育英文化財団 岩崎美術館」へ。
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30数年前の一人旅で、どうしても見たかった、そして、開館時期の関係で 見ることの出来なかった美術館。ついに、見るチャンスが訪ずれました~~♪
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鹿児島の発展に尽くした岩崎與八郎氏が、南日本の芸術文化の向上を願って設立。設計は、有名な建築家・槙文彦氏。外観は、南欧のヴィラ(高級邸宅)をイメージしています。
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年中無休。開館時間は、館内照明の関係で、午前8時から午後5時 (入館は午後4時30分)。イメージ 4

19世紀末以降のフランス絵画。現代の外国作家の絵画。鹿児島を中心に 日本人作家の油彩画や日本画、墨書等を収集展示。特に、黒田清輝、藤島武二の作品は見ごたえがあります。
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まだ、バリアフリーの概念がない時代の建築。
何層にも床がスキップして、奥の展示室へと昇って行きます。
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人工照明は、極力使わず、トップライトとハイサイドライトの自然光だけで、照明するという、美術館としては、斬新なアイデア。
当然、開館時間は、日没までなわけです。。
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内部は撮影禁止。後は、外観写真ですw
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何処から見ても美しい、完璧なフォルム。
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流石に、経年劣化や、雨だれの汚れはありますが、それがまた、風情になっています。
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美しいです。。来てよかった。。。
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隣には、地下通路で繋がった増築棟が出来ていました。
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こちらも、何もかもが美しい。。完璧なフォルムです。
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素晴らしかった。。

では、また、明日~~~♪

今年も残すところ、3日と数時間ですね。
ランチベスト10の発表をしている間に、色々とネタが、溜ってしまいました。
没にするのが、惜しいお話も 多々ありますので、そんなこんなを 今年の〆で 数回分アップいたします。

まずは、こちらから~~w

六本木 国立新美術館 開館10周年「安藤忠雄展-挑戦-」に行って来ました。
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建築家・安藤忠雄氏が、人生の大半をかけた「建築」の足跡を辿る展覧会。
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新国立美術館は、収蔵品を持たず、企画展のみで運営される珍しい美術館。
設計したのは、建築家・黒川紀章氏。
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黒川紀章先生とは、私は、一度しかお目に掛かったことがないのです。
もっと、たくさんお話を聞かせてもらえばよかった。
急に、お亡くなりになったのが、本当に残念。
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内部は、壮大なスケール。。
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ある意味、スペクタクルな建築空間。
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大盛況でした。入場制限が行われていましたね。
さすがは、日本を代表する、世界的な建築家の展覧会。
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展示場内は、撮影禁止。
安藤先生自らが吹き込んだ音声ガイド(レンタル代500円)は、関西人丸出しで笑えました~~w
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展示されている、「光の教会」の ”実物大模型”が、本物のコンクリート製だったので、かなり吃驚。安藤先生も よう、やりはりますわw
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コンクリートの壁に穿たれた、十字架の窓。
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あまりにも美しい風景。これぞ、まさに、「光の教会」!
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壁に貼られた集合写真。
「光の教会」に携わった、牧師様や 建設会社の皆さまですね。
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工事写真の中に、若き日の水谷孝明氏(安藤事務所の設計担当)を発見!
安藤先生に叱られているのでしょうかw 神妙な顔していはります。 
こういうのも、なんだか嬉しい( ´艸`)/ぽん!
ぽん!
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やはり、没にするには、惜しいネタですねww

では、次のお話に続きます。。。

嵐の中の佐渡ヶ島の旅。

船の欠航で、急遽決まった、3泊目のお宿は、こちら~w
金沢屋旅館
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1887年(明治20年)に建てられたという古い建物。
この奥の座敷が、食事付き泊り客のダイニングになってます。
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面する通りは、花街(赤線地帯)で、ここは、元は、妓楼だったそうです。
こちらを紹介してくれた「アイランドレンタカー」のご主人が、「父が、若い頃、ここで ずいぶんお世話になったw」、とおっしゃってました。
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裏庭に続く廊下。この奥に加茂湖に面した裏庭があります。
それにしても、いたるところに飾られた芸術品の夥しい数!
たくさんあった、伊万里焼の大皿が、特に目を引きました。
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建物すべてが、文化財ですね。
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華奢な階段を上がった二階が、寝室。
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佐渡ヶ島は、江戸時代から明治にかけて往来した、北前船中継地点。
館内には、その頃に収集された宝物がズラリ。一つ一つが、佐渡と、このヤカタの歴史を物語っています。
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6帖の間が、3つい続いた座敷。もちろん、襖で仕切られています。
この襖は、厳重に固定されていて動きません。
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趣のある、有り過ぎる、床の間。
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昔、遊郭に来るとこんな感じだったのでしょうか。
背筋が、ちょっと、ゾクゾクしました~~w
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翌朝。
佐渡ヶ島の旅は、予定外の4日目に突入。
台風一過の快晴で、東向きの玄関ホールは、昨夜と変わって明るい~~♪
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使い古して擦り減った石臼が壁の足元にたくさん飾られていました。
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玄関横は、昔は、馬小屋だったのでしょうか。
砂利敷きの広いスペースになってます。
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朝日に照らされた、金沢屋旅館。
佐渡に来て初めて太陽の光が射したせいでしょうか、輝いて見えました。
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興味津々の旅館。
次回は、ゆっくり訪問して、豪華で美味しいと評判の食事を頂きたいです。
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青空を楽しみながら、すぐ近くのフェリーターミナルまで、歩いて向かいます。

では、また、明日~~~♪..

嵐の気配が漂う、佐渡ヶ島の旅、二日目。
日本一美しい屋根の村「「宿根木」へ~~♪
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江戸時代、船大工が作り上げた 奇跡の村「佐渡・宿根木」。
ランドスケープを愛する者は、必ず、訪問しなければならない「聖地」です。
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ついに、辿り着きました。。
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兎に角、村全体が、デザインの宝庫。
外壁は、船板や船釘などが使われ、船大工たちの生活の匂いが香ります。。
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板葺き屋根が、強い浜風で飛ばされないように、石で押さえた独特造り。
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入り江の小さな土地には、100棟以上の家々が所狭しと立ち並びます。
港に面した村営駐車場の案内板。本当に小さな村です。
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県道で分断される前は、ここが、浜と村の境界でした。
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惚れ惚れするデザインの くぐり戸。
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塀の向こうには、複雑な路地の迷宮が広がります。
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浜から、鎮守神社へ向かう小道。何故か、「世捨て小路」と呼ばれています。
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家と家の距離が絶妙です。素晴らしい。
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雨に濡れた石畳が、これまた、風情タップリ。
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雨で増水した水路が、これが、また、ステキ。
この村は、雨の日がもっとも 美しいかも。
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一番有名な「三角家」。何故、有名かと言いますと・・・
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このポスターを見た覚えがありませんか?
JR東日本のCM、吉永小百合さんの「佐渡 宿根木散策編」で登場しました。
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同じアングルを探して、パチリとなw この角度の方が、近いかな~~♪
モデルさんが、横に立ってくれないと締まりませんねw
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まさに、迷宮。ラビリンス。佐渡ヶ島に、こんな村があったことに驚きます。
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歩き回るうちに、30歳の頃、放浪した、イタリア・トスカーナ地方の山岳都市を思い出しました。。
あの中世の都市も、生活とデザインが一体化した生きた工芸品でした。
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唸りますね~~w 素晴らしいです!
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雨水が、滝になって注ぐ姿も美しい。。
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かつては、この水路で、水を汲んだり、洗濯していたのですね。
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季節外れのスミレの花。やはり、この村は、雨が良く似合います。
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この村のお話は、もう少し、続きます~~~w

佐渡ヶ島の旅、初日のお宿へ~~♪

ホテルの送迎車を 丁重にお断りして、徒歩で向かいます。
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両津港のすぐ裏にある加茂湖。
島根県の宍道湖などと同じく、海水と真水の混ざった汽水湖です。
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佐渡ヶ島の旅、最初のお宿は、こちら。
佐渡グランドホテル。420人収容の巨大ホテルです。
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30数年前に存在を知ってから、ずっと来たかったホテル。
ついに、やっと、ようやく、辿り着きました~~w
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設計者は、メタボリズム運動の旗手、菊竹清訓先生。
大阪万博のエキスポタワーを設計した人と言えば、判って頂けるでしょうか。
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私は、学生時代に京都の某銀行で 先生にお目に掛かり、ケーキをご馳走して頂いたことがあります。
それ以来、ずっとファンでした。。。
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竣工は、1967年。戦後日本が、高度成長期の真っただ中に建設されました。
吹き抜けに竪穴区画(火事の延焼を食い止めるための防火区画)がないのが、時代を感じさせますね。
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全長120mもあるホテルを一直線に貫通する廊下。なんと潔良い設計であることよ!
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大佐渡山脈一望の休憩スポット。
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加茂湖が、スイス・レマン湖のように美しい。(行ったことないですがw)
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汽水湖は、餌が豊富。牡蠣の養殖が始まる前は、アサリやシジミの宝庫だったそうな。(高度経済成長期に生態系が変わったとか、変わらないとか?)
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宿泊は
、1号館、「和室(トイレ付)」。
加茂湖一望の落ちついた和室。斜めの壁が、この建物の特徴です。
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東側は、加茂湖一望。浮かんでいるのは、名産の牡蠣の養殖筏。
右下ポチで拡大します。
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ウエルカムティー。
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トキ、あなたには、会わねばならん。どうしても。。。なんですw
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普通のウエハースですな。
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そして、大浴場へ~~~w 再び長い廊下を歩きますw
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本当に長いですw
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エントランスホールを横切り、延々と歩きますw
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大浴場に到着。両津温泉なんですね~w
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シンプルに大浴槽が一か所あるだけ。
サウナも水風呂もジャグジーもありません。それもまた、良し!
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泉質は、ナトリウム塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。
効能は、神経痛、リウマチ、消化器病、皮膚病など。

明日に続きます~~♪

りゅーとぴあ/新潟市民芸術文化会館」の中を見学した後は、屋上庭園へ。

まずは、6Fの展望室を兼ねた 休憩スペース「旬菜柳葉亭」。
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足元を流れるのは、信濃川。背後に弥彦山が見えます。
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オーダーは、お楽しみジェラート、500円。
地場産牛乳の他二もう一つ、何かが入っているそうな・・・
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乳臭い甘さと 野の香り。これは、イチジクですね。
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そして、屋上庭園に出ます。
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建物の外周に沿って、一周。見下ろすと周りには、面白い物がたくさん見えますw
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なるほどねええ~~~w
比嘉武彦先生、ありがとうございます。勉強になりました。(意味不明w)

では、また、明日~~~♪

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