夕暮れが近づく頃、賢島に聳える「志摩観光ホテル クラシック」へ到着・・・
1951年の開業以来、多くの著名人が訪れた超有名リゾートホテル。
主要国首脳会議「G7伊勢志摩サミット2016」が、ここで行われたのは、記憶に新しいところ。
学生時代に その存在を知ってから、ずっと来たかったのです。
56歳にして、ようやくたどり着きました。。
昭和を代表する建築家、故・村野 藤吾氏の60歳の時の作品。
泊まるのは、1969年竣工の「新館」。館内のあちらこちらには、超有名から無名の画家の作品まで 90数点の絵画やアートが飾られています
建物全体が気品に満ちています。
まるで 美術工芸品の中を歩いているような、不思議な気持ちになります。
お部屋に到着。
理由は分かりませんが、予約した部屋より、随分良いお部屋に通されました。
「ポケットコイルマットレス」を採用した、寝心地抜群の「シモンズ」のベッド。
真珠王・御木本幸吉が、「世界中の女性を真珠で飾りたい」と願って作った「ミキモト コスメティックス」が洗面所に置かれています。
ボディソープ、ヘアシャンプー、ヘアトリートメント、化粧水、乳液、クレンジング、洗顔フォーム等、完璧です。(お写真は、その一部です)
窓から正面に見えるのは、夕陽を映す英虞湾(あごわん)。
ロケーションを読んだ、見事な客室の造り。。
窓の外に見える赤い屋根の建物が、1951年の開業当時から使われている旧館「志摩観光ホテル ザ クラブ」。
物資の乏しい戦後の時代に 三重県鈴鹿の海軍工廠高等官集会所の柱や梁を移築して建設されました。翌日、じっくりと拝見しました。
ウエルカムティーセット。
冷蔵庫、カプセル式コーヒーメーカー、湯沸かしポット、お茶セット、ミニバー、etc。申し分なし。
コーヒーは、カフェインレスと もう1種類ありますね。
遠慮なく頂きます。
お茶うけは、銘菓「神宮白石クッキー」。
伊勢市の洋菓子店「マザーフルーツ」が、 伊勢神宮の最も神聖な場所に敷き詰められる「お白石」にちなんで作った、見た目も清楚なクッキー。
ほのかな甘みとサクサクする食感が、芯に使われた胡桃の香ばしさと混じり合って 絶妙な美味しさ。これは、旨しです。
モカキリマンジャロを一口。
長い運転で疲れた体に沁みます。。 あ~~~、まったりです・・・
さて、さて、、、
あっと驚く、豪華絢爛な 夕食のお話に続きます。。