緊急事態宣言下ですが、久しぶりに、六本木交差点へ。
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アマンドの横の「芋洗坂」に入って、さらに途中で角を曲がって目立たない路地へ入ります。
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ここに江戸の情緒さえ感じる天丼の名店「てんぷら味覚」があります。。
昭和6年日本橋で創業し、30数年前に、ここに移転して来ました。
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TV番組「マツコの知らない世界」の玉子特集で取り上げられたそうで、半熟玉子の天婦羅と、平日のみ提供する塩天丼が有名。
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店内は、古くて狭いのですが、機能的な配置になっていて、清潔です。
大将の仕事が間近で見られるカウンター席とテーブル、小上がり、お座敷で20席でしょうか。
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還暦になる私でも敬語を使うほど、スタッフは全員、ご高齢。
しかし、法被姿の粋でイナセな皆様は、体の切れもよく、テキパキと動きます。
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さて、鍋前に構えて、周りに目を配る大将は、元ドラマーだそうな。
髪を後ろで束ねて、菜箸ではなくドラムのスティックで揚げる姿がカッコイイです。
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メニューは、天丼中心。
以前、日本橋の老舗で「うちは天丼屋!天婦羅屋じゃねえよ!」と叱られた思い出が、一瞬、脳裏をヨギリのワタシ。本気でマッコウ勝負している天婦羅店で、写真を撮りながら食べるのは失礼。
「おまかせ天丼」1600円(税込)をテイクアウトしました。
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六本木交差点に戻り「ちぃバス」で自宅へ。
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調理してから、30分ほど経過していますが、さて、いかがでしょうか。
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蓋オープン!
出世魚?のマキエビ・5、シバエビ?2、シュンギク、コチ?、シイタケ、イカ、春タマネギ、そして、お目当ての半熟玉子。
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豪華です~~♪
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ご飯は、テイクアウト用に、固めに炊かれていて、ふやけていません。
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真っ黒な姿で、胡麻が豊かに香るのが、江戸前の天ぷらの特徴。
しかし、こちらのは、それほど黒くない。
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使っている油は、吟味を重ねた「今井の玉締め一番搾り胡麻油」に「綿実油」をブレンドだそうな。
ドンツユを潜らせた天婦羅は、少しもヘタレていませんね。
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魚を食べさせる江戸前天丼は、本来は、野菜は使わないのですが、、
大将は、六本木に移転した頃から、神奈川県厚木市で畑を借りて野菜作りをしているとのこと。
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自ら作った無農薬の有機野菜を出してくださいます。
本日は、シュンギクですね。これは、塩で頂きます。春らしい苦みが、ちょいとして、これが、また旨い。米物・塩天丼の片りんを味わった思いです。
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春の新玉。「千葉産ですかね。
甘し、旨し。
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巻きエビかなぁ。5ケも入ってました~~w
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旨し、旨しと、順に食べ進みます。
いよいよ、お楽しみの半熟玉子。
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割ると黄身が、トロ~リ、トロリ。
あああ、美しいです。旨しです。玉子好きには最高ですね~w
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基本に忠実に、そして、基本を超えた天丼。
私ごときが言うのも、失礼ですが、お見事でしたぁ( ´∀` )/ぽん!