灼熱の滋賀県を行く、7月の旅。
やって来たのは、近江八幡市、「ラ コリーナ近江八幡(La Collina)」。
自然と共にある菓子づくりを目指す、和菓子の「たねや」と、洋菓子の「クラブハリエ」のセカンドブランド。
巨大な駐車場から 生垣のゲートをくぐって中庭に入ります。
木の上の茶室などで知られる 建築史家・藤森照信氏が設計した、壮大な緑の環境建築。京都大学准教授・小林広英氏も協力しているとか。(京都大学地球環境学堂ってなんやねん?w)
コンセプトは、自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場。
屋根を覆うのは、本物の生きた芝草。
妖精が住む、夢の世界の遺跡のような風景・・・
潅水装置で 芝には、常に水が与えられています。
この芝の下を水が流れているのです。
そのため、軒からは、いつも 水が滴り落ちています。
軒の下は、ヒンヤリと涼しい。
分厚い木の扉を引いて 中に入ります。
三角の大屋根の下は 巨大な吹き抜け。
1階に和・洋菓子の売場が並びます。
営業時間は、9:00~18:00(カフェ/L.O.17:00)。無休。
一階の試食コーナー「できたて工房」。ここは、ベンチに座って食べます。
メニュー。
サンプル。これほどまでに 魅力的な どら焼きを見たことがあるでしょうか・・・
オーダーを受けてから、ひとつづつ手作りしてくれます。
オーダーは、、、
ふんわり生地につぶ餡とソフトクリームをはさんだドラソフト・マンゴー、500円。
5月~9月下旬までの限定商品。まさに、夏のための 和のスイーツ。
たねや、渾身の傑作。美しいです。
温かいです。冷たいです。そして、甘いです。
うまし! 素晴らしい、逸品スイーツでした。
屋根?、壁?についた 黒いものは 木炭。 まるでアリに見えますねw
木炭は、湿気や 臭いを吸うので、スイーツ店の内装にうってつけですね。
しかし、この木炭の量は どうでしょう。圧倒されますねえ。
目が、宙を泳ぎます。
2階のカフェは、自然を感じる開放的な空間。
ここでは、焼きたてバームクーヘンを頂けます。
カウンター席、大テーブル席で、全70席。もちろん、完全禁煙。
メインショップのテーブルや椅子、照明なども、すべて藤森照信さんがデザインしているそうな。
そして、裏庭に向かいます・・・
感動の後編に 続きます・・・♪