本日二度目の更新。

2016秋、東北の旅、3日目は、三陸海岸から、内陸の遠野へ向かいます。
まずは、万里の長城のような堤防を持つ、田老(たろう)地区に到着。
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津波を防ぐため、数メートルの高さの堤防が、尾根から尾根まで 数百メートルに渡って作られています。
しかし、あの時の巨大津波は、人の力を嘲笑うかのように この堤防を越えました。
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壊れた堤防を修理し、さらに上に継ぎ足して高くしています。
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自然の力に抗う人の姿が、悲しみを誘います。。
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岩泉で、遠野に向かって 山道にハンドルを切ります。

休憩する予定だった道の駅「いわいずみ」は、台風10号で、小本川が氾濫し、甚大な被害を受け、休業中
一か月半かかっても復旧できないほど酷いありさまとは・・
東京にいて 被害に疎くなってしまった 自分を反省。
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安家川が氾濫し、甚大な被害が発生した岩泉町安家地区。
国道455号線は、各所でえぐられ、電柱が傾いて、落石や崩落がありました。

安家(アッカ)とは、「清らかな水の流れるところ」を意味するアイヌ語に由来。
美しい川がこんなに凶暴になるなんて・・・
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海岸は津波被害、山は台風で水害。
復旧を目指してたくさんのダンプが土煙を巻き上げて走っています。
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日本最大規模を誇る鍾乳洞「龍泉洞」も 台風10号の影響で 地底湖が増水し閉洞。
こんな時に 私のようなのが、観光旅行で来ては行けなかったのでしょうか。。
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遠野へ向かい 北上山地の1,000m級の山々へ分け入ります。
入り組んだ沢沿いに集落が点在する岩泉町。
災害さえなければ、美しい 住み良い町なんでしょうけど。。
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峠を超えて ついに 遠野市に入りました。
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遠野物語で知られる民話の里。
岩泉市とは、うって変わって 長閑な風景が広がります。
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心が癒される風景の中を走ります。。
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では、また、明日~~♪