2015年11月3日、千葉県 「山武・成東 東金湿原」へ~~♪
日本の天然記念物指定 第1号。
多くの方々の努力と 偶然の幸運で、昔のままに残された 奇跡の湿原です。
明治時代の歌人、伊藤左千夫さんの小説「野菊の墓」の舞台になった湿原。
「野菊のような君なりき」のフレーズは有名。
2キロほどのところに 生家が残されています。(見学可。駐車場・トイレ有り)
8種類の食虫植物と 400種類の花、多くのシダ、コケ、藻類。
そして、そこに集まる昆虫、鳥、小動物が、生活しています。
10日ほど前に咲き乱れいた 赤紫のワレモコウが、ほとんど姿を消しています。
代わりに 今は、濃ピンクのヤマラッキョが花盛り。
アップで見ると 豪華ですw
数万本に1本だけ咲く、白いヤマラッキョ。
貴重な花です。
湿原を 埋めるように咲く ヤマラッキョウの群落。
ここは、南に向かい 標高が 少しづつ高くなっています。
標高が高いほど 土地が乾燥しやすく 植生に違いが現れます。
管理棟を背景にパチリ。
湿原の貴婦人、ウメバチソウ。
梅鉢草です。大好きな花。
ウメバチソウは、代表的な高山植物です。
こんな海に近い湿原で咲いているのを他では、見たことがありません。
この花が終わると 湿原は、春まで眠りにつきます。
木道を行きます。
マムシがいるので 絶対に湿原には 降りないでください。
ホソバリンドウ。
晴れていないと 花が開かないので、雨の日だとみれないかも知れません。
よ~~く探すと 近くに リンドウも咲いてますよ~~w
花の密集度では、他の有名な高原、湿原にひけをとりません。
関東地方で 一番遅くまで 花を楽しめる湿原。
もう今年は、花の季節が、終わりを告げようとしています。
さ来週は、ススキの株の掘り起こし。
そして、年明けの野焼きへと 湿原を守るための 努力が続きます。
では、また、明日~~~♪