今回の旅の伏線は、40数年前に買った一冊の本。。
㈱山と渓谷社発行「カラー北海道」栗谷川健一編(初版昭和43年7月1日)。
 
私は、ここに収められた 景色を見るために、今回、はるばる4000キロの道のりを走ったのです。。。
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まず、最初の一枚は、扉写真の摩周湖
昭和45年9月 長嶋義明氏撮影。
 
 
 
私が撮影した摩周湖
ほとんど変わらない景色が、今でも見られます。
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続いては、昭和42年9月 伊藤俊明氏撮影、釧路湿原。
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これも 似た風景が、そこかしこに広がっていました。
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昭和42年7月 河江利治氏撮影、滝川種羊場。
1918年農商務省が、札幌北部に開設した牧場です。イメージ 5
 
 
 
 
私のお写真は、釧路市郊外の大草原。
小さなカフェ「夢風舎」から撮影.
滝川種羊場ではありませんが、よく似た風景です。
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昭和42年春 中村美智夫氏撮影、厚岸湾の牡蠣島。
一般道からは、近くへ 行けません。
このお写真は、干潮時に 牡蠣殻で埋まった 干潟を歩いて撮影したようですね。
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満潮でした。。。旅の途中で、潮が引くのを待てません。
心残りですが、この場を後にしました。
(鳥居が移動したようですねw)
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昭和42年6月 三木慶介氏撮影、「アヤメが原」から見た霧多布の海岸線。
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中央のローソク岩は、数年前の大嵐で倒壊したそうです。
景色が、平凡に なってました。
(これは、これで雄大で素晴らしいのですが・・)
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昭和41年10月 丹地敏明氏撮影、霧多布湿原。
 
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琵琶瀬展望台から撮影。
ほとんど変わらない風景。。素晴らしい。
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昭和42年10月 水谷章人氏撮影、野付崎トドワラ。
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トドワラの白化枯れ木は、随分数が減ったそうですね。
私は、今回、辿り着けませんでしたが・・w
 
トドワラの手前の「ナラワラ」
のお写真で ご容赦ください。
 
 
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左、昭和41年8月 竹ヶ原陽一郎氏撮影、二つ池からの硫黄山。
右、昭和41年7月 丹地敏明氏撮影、知床五湖からのラウス岳。
 
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知床五湖は、世界遺産に登録されて、人とヒグマの共存を模索中。
電流が鉄線に流れている空中デッキは、その象徴です。
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昭和42年10月6日 水谷章人氏撮影、ウトロの落日。
巨大なオロンコ岩が、オホーツク海に向かって座っています。
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夕陽が沈むのを 待ちたかったのですが、、、、
さすがに そこまで のんきな旅ではありませんw
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どれもが、絶景。
素晴らしいお写真、満載の本です。
 
アマゾンで探すと、1冊だけありました。 時価38円・・・
絶版なのが残念。
 
 
 
エピローグのお話は、長くなるので、前後半に分けますw
 
続きは、また、明日~~♪