昨日は、日本で 最初に 天然記念物に指定された湿原、千葉県 成東・東金食虫植物群落へ。
今年2度目の訪問。
湿原の中に傾いて建っているのは、大正時代に 天然記念物指定された時の記念碑。
千葉県の山武市と 東金市に跨る 小さな湿原。
多くの貴重な湿原が失われた 九十九里平野で 偶然の積み重ねと、湿原を愛する人々の努力によって 奇跡的に残りました。
湿原の入口に 管理棟があります。
春から秋まで、”成東・東金食虫植物群落を守る会”のボランティアさんが、詰めておられます。
8人以上のグループで訪問する時は、あらかじめ 連絡をして欲しいそうです。
訪問者記録に 名前を書いてから 湿原にでます。
誰も居なくても 紙と鉛筆が置いてありますから、必ず書きましょうね。
ノハナショウブ。
風に揺れます。
少しづつ、数が増えてます。
この湿原のシンボル。
食虫植物の イシモチソウ。
ネバネバの葉で 補虫しています。
この白い花が、この湿原を埋め尽くすのは、5月の末。
少し、時期が 遅かった。残念。
湿原を 横切る農道には、今年もたくさんの花が咲いています。
ノアザミ。
これから、まだまだ たくさん咲きます。
ミヤコグサの黄色い 小さな花。
昔、京都でたくさ見かけたことから、この名前が付きました。
ベニシジミが 蜜を吸ってます。
この湿原には、8種類の食虫植物が 自生しています。
そのうちのひとつ、コモウセンゴケ。小毛氈苔なんです。
ネバネバの葉っぱの朱色を ジュウタンの 緋毛氈(ひもうせん)に見たてました。
もうすぐ、ピンクの花を咲かせます。
ピンクのトキソウは、終わりに近づいてます。
初夏に綺麗な花を咲かせる”オニユリ”、”コオニユリ”も 着々と 成長し始めています。
年間に、400種類もの花々が、次々と咲く、私の大好きな湿原です。
では、また、今夜~~♪
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