本日は、昨日の続き。
丸の内の お話ですw
 
東京駅 丸の内駅舎に到着。
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東京都 千代田区 丸の内1丁目9-1 東京ステーションホテル 2階。
”とらや”で、ランチ。
 
食べログの評価はこちら。
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港区 赤坂に本店を置く、”とらや”。
京都で創業し、五世紀にわたって、和菓子屋を営んできました。
 
ホームページは、こちら。
 
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エレベーターで二階に上がります。
階段であがろうと 探したのですが、階段は、東京ステーションホテルの宿泊者専用です。
エレベーターで上がるしか、ないようです。
 
クラシカルなエレベーター。
重厚なデザインが東京駅の歴史を伝えています。
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二階に到着。
大理石張りのエレベーターホール。
豪華です。
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ホールを出ると すぐ目の前は、東京駅丸の内口の 南ホール。
大正時代の姿に復元された 美しいホールです。
鳥(ワシ?)のレリーフが、天井を飛んでます。
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一階のロビーは、お写真を撮る人でいっぱい。
ガラスの高層ビルを ここに建設しては、こんなに人は、来なかったでしょう。
昔の姿に 復元して、正解でしたね。
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ホールに面して、お店があります。
ここが、”とらや”。
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入り口を入るとショップ。
超有名な ”虎屋の羊羹”などが、並んでいます。
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飲食スペース。
壁は、大正時代、そのままを 保存しています。
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壁の四角い黒い穴は、木の束を差し込んでいた跡。
太平洋戦争の東京大空襲で 木の束が焼け落ち 黒焦げの穴だけが残りました。
それを保存して 見せています。
 
今では嘘のようですが、日本が戦争して、東京が、丸焼けになった証拠なんです。
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天井を横切るコンクリート向きだしの梁も 同様の意味。
敢えて、焼けおちた当時の姿を 室内にさらけ出しています。
 
 
窓は、二重。
外部は、今の時代のアルミサッシ。
内側は、スチールで、往時のデザインにしています。 
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メニュー。
なには、ともあれ、ランチです。
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セットメニュー、1890円。
お食事は、赤飯を チョイス。
お菓子に、TOKYOプレート、525円を付けました。
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赤飯のセットです。
漆塗りのお重に入って登場。
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オープン。
京都が、発祥のお店だけあって、和懐石風ですね。
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美しいです。
食べるのを忘れて 見入ってしまいます。
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これが、日本の伝統。
戦争と言う 愚かな 破壊行為を乗り越え、5世紀に及んで伝えられた食の文化。
今、ここで、出会えたことに、感謝します。
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白ゴマが振られた、甘い玉子焼は、京風ではなく、江戸風。
この辺りに 時代の融合を感じます。
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梅肉を和えた お新香。
ピリッとしてウマシ。
面白い発想は、現代和風の真骨頂。
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”とらや”の お赤飯は、マメ科の植物”ささげ”ではなく、他の和菓子と同じ、北海道産の 大納言で作っています。
美しい色、芳しい香り。
絶品です。
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TOKYOプレート。
ホットコーヒー付きす。
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中央の目立つお菓子は、湿粉製棹物。 
とらやの銘菓、”むさし野”の原型ですね。
餡を そぼろにして 蒸しあげた 半生菓子。
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上に掛った緑色の(ダテ)餡が 良い香りです。
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羊羹。
濃厚でしっとりしています。
柿の実が、入っていて 口の中でネットリ蕩けます。
今の季節に相応しい、豊かな秋の味わい。
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銘菓、”夜の梅”。
羊羹の切り口に 顔を出す 小豆が、夜の闇に ほの白く咲く梅を表します。
元禄7年 (1694)からある 古い銘菓。
”とらや”を 代表する逸品。
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お見事です。
どれもこれも 美味しゅうございました。
 
ここは、日本の宝、心のふるさとですね。
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平和に感謝。
美味しいお料理とお菓子も感謝です。
 
 
では、また、明日ーーーw