秋色に染まり始めた、東千葉、九十九里の東金湿原に またもや 行って来ました。  
 
日本の天然記念物指定、第一号の貴重な湿原。 
 
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夕方、日が暮れる直前の訪問は、始めてです。 
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マムシ注意の看板は、たくさん建っていますが、管理棟には、ついに 写真入で 注意書きが貼りだされました。 
マムシって こんななんですね。
知りませんでした。
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陽が大きく西に傾き、湿原が 金色に染まり始めました。 
この風景を見たかったんです。
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赤茶色のワレモコウ。
風に揺れます。
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木道を通せんぼするように 背を伸ばしています。 
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サワヒヨドリの白い花。
良く見ると カブトムシの仲間 ハナムグリが 花の中にたくさんいます。 
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夕陽を浴びた チカラシバ。 
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根を大きく深く張るので、大人でも 力を入れないと なかなか抜けません。
多分 名前は そこから 来たのかと。 
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湿原脇の農道。
この道は、花の種類が多い。 
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400種類の植物が自生する湿原。
この農道沿いだけでも 半分くらいは 見れそうです。 
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湿原の南半分は、一面のオミナエシでした。
湿原が 黄色く染まっています。 
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湿原の乾燥がすすみ、内陸化すると、オミナエシが 多くなるそうです。
この湿原は、南に向かって、標高が 少しづつ高くなり、乾燥しやすくなっています。
植生の違いで 湿原の乾燥具合と、標高の差が 判ります。
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ツリガネニンジンの青紫色の小さな花も 頑張って咲いてます。 
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ここに 自生する8種類の食虫植物のひとつ。
コモウセンゴケ。
紅葉し始めてました。
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渦を巻く花が 特徴のノアズキ。
一か月前に来た時も 咲いていました。
でも もう今年は、終わりでしょうね。
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タヌキマメ。
夕方近くになると 咲く花。
この湿原の花は、朝咲いて 午後に閉じるものが多いので、これは ちょっと 変わり者です。 
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すっかり、夕暮れ。
管理棟は、鍵が掛けられ、顔なじみの ボランティアさんも、帰って行きました。
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ススキの穂。
いよいよ 本格的に ススキが咲き始める季節です。
湿原が 銀色に染まるのは もうすぐ。
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10月後半には、ヤマラッキョウの赤い花や ホソバリンドウの青い花が 湿原に溢れます。
 
そして、、、さらに11月初には、白いウメバチソウが、たくさん花を咲かせて、秋の終わりを告げます。
 
 
私が、次に ここを訪れるのは 1ヶ月後ですね。
 
では、また。