富士山は、雪と 氷に 覆われ、溶岩だらけの 禿げ山と思っている人も多いでしょう。
しかし、それは、違うのです。
富士山は、”花の百名山”なのです。
御殿場登山口で 秋の花を求めて ブラリ旅。
振り返れば、箱根の山々は、雲の中でした。
さて、標高1440mから、出発です。
急ぐことなど なにもない ブラリ旅。
お茶など飲みながら、ゆっくり 休憩していると 富士山が 顔を出しました。
富士山のシンボル、フジアザミです。
フジアザミの 群落。
直径1mを越えるものも 少なくありません。
富士山に 向かって ゆっくりと登ります。
白枯れたバッコヤナギを養分にして、クサボタンが、種子をつけています。
クレマチスの一種。
バッコヤナギは、地中深く 根を張り、他の植物の栄養となって、その役目を果たしました。
クサボタンの 花火が 闇夜に 咲いたような 種子。 綺麗。
たくさんありました。
ここ 御殿場登山口は、別名”太郎坊”と言います。
高山植物の代表選手。
青紫の マツムシソウ。
ミツバチが蜜を求めて 盛んに動き回っていました。
稀に 白花を付けることがありますが、まだ、そこまでの数は咲いていません。
可憐な姿を アップで どうぞ。
ノコンギク。
ヤマハハコ。
高山植物 ヤマホタルブクロ。
私の大好きな花。
富士山の溶岩なので、養分が乏しい。
下界に比べて 小さな花。
1cmくらいの直径です。
厚みが薄い わたしの コンデジだからこそ、写せる一枚。
天に向かって パチリ。
(何が写ったかは、神のみぞ知るでしたw)
イタドリの花。
ひょっとして、オンタデ(御嶽山のタデの意)でしょうか。
どちらも タデ科の花なので、私には 区別が付きませんw
これも たくさん 咲いていました。
イタドリの赤花。
高山帯では、イタドリは、赤い花を咲かせます。
この赤い花は、”メイゲツソウ(名月草)”と呼ばれ、イタドリとは 別の種に分類されます。
宝永山にかかる 月の下に咲く ”メイゲツソウ”。
どうぞ ご覧ください。
花の百名山、富士。
しかし、この花たちは、偶然 ここに 咲いているのでは無かったのです。
それは、また、次回に。
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