北へ・・・・・
線路は、続くよ、何処までも・・・・
群馬県と新潟県の国境に聳える”谷川岳”に 行ってきました。
”天神平ロープウエイ”の始発で、”谷川岳”を目指します。
観光ポスターなど見ながら、ちょっと一息。
朝7時。
改札が開きました。
”天神平”行きの始発で、出発。
すごいメカ!
ちょっと吃驚しました。
最新式のロープウエイだそうです。
山頂駅では、花を探して、散策する人のために 長靴が貸し出されていました。
雪解けの時期は、地面が ぬかるんでいるのです。
天神平スキー場。
つい 半月前まで、営業していたそうです。
さすがに、もう 雪は少なく、湿原に替わっていました。
あいにくのガス模様。
”至仏山(しぶつさん、2228m)”や、”朝日岳(1945m)”、”武尊山(ほたかやま、2158m)”は見えません。
谷川岳の 有名な 双耳峰が見えました。
手前が、”トマの耳(1963m)”。
奥が、”オキの耳(1977m)”。
その奥にある、”一ノ倉(1974m)”は、見えません。
スキーリフトで、”天神尾根”へ登ります。
斜面は、一面、”フキノトウ”。
花は、もう盛りを過ぎていました。
一番綺麗な花をポチリとな。
谷川岳の山頂を目指す登山者は、すでに 出発してしまいました。
わたし一人の貸し切り状態w
天神尾根から、ロープウエイ山頂駅を 見下ろしで。
気を付けて行ってらっしゃい。
軟弱な私は、スキー場の斜面を 花を求めて 歩いて降ります。
”天神尾根”の”池塘(ちとう)”。
一種のミニ湿原w
人工的に整備されているようですね。
それでも、”ミズバショウ”の花の美しさに 変わりはありません。
白いのは、花弁。
棒状の芯の周りの ツブツブが、花です。
ゲレンデのシラカバ。
2本立ち。
”タチツボスミレ”。
岩の下の僅かな土に しがみ付く様に 咲いていました。
高倉山方面。
ガスが、晴れませんね。
天気が良ければ 富士山まで見えるそうです。残念。
”ナエバキスミレ”。
”苗場黄菫”なんです。
天神平スキー場まで 降りて来ました。
芽を伸ばす”ゼンマイ”。
日当たりの良い 南の斜面に 紫色の花が、群生。
”カタクリ”です。
春の訪れを告げる 可憐な小さな花。
大好きな花です。
”ショウジョウバカマ”の群落。
身を寄せ合うように 咲いています。
残雪の下は、雪溶け水で グチャグチャ。
その中から、”ミズバショウ”が、芽を出しています。
ゲレンデの”ミズバショウ”。
日当たりがよいと 生長が早い。
(6/19訂正。白いフサフサの花を咲かせる”コバイケイソウ”だそうです。)
そして、、、、、ありました。
今回の旅の目的のひとつ、”シラネアオイ”
日本の固有種で、一属一種。
一属一種の生物は、たとえば、西表島の”イリオモテヤマネコ”や、小笠原・母島の”ハハジマメグロ”などがいます。
貴重さが、判って頂けると思います。
この花も 盗掘や 鹿の食害で 姿を消しつつあります。
谷川岳・天神平で 風に揺れる ”シラネアオイ”。
いつまでも ここで 咲き続けて欲しいものです。
明日は、魔の山”一ノ倉”です。
では、また。
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