”ランチ、勝手に お願い ベストテン”。
今年の第1位!
東京都 港区 六本木 六丁目 六の十五、”六本木農園”。
食べログの評価は、こちら。
絶賛の嵐です。
本日の東京は、冷雨が降る、凍えるような夜です。
六本木へ。。。。

やって来たのは、六本木交差点からほど近い、裏筋。
知る人ぞ知る名店、”六本木農園”。
土の薫りがする、お料理を頂けます。

実家が農家だけど、今は 東京で働いている”農家のこせがれ”たちが、集って作ったお店。
ホームページは、こちら。

キーワードは、”農家のためのライブハウス”。
”一次産業を、かっこ良くて、感動があって、稼げる 3K産業に。”が、合言葉。
東京と 地方の農家を結ぶ実験場であります。
”農家のこせがれ”たちの実家で獲れた作物の 美味しさ、魅力を存分に味わえます。

相変わらあず予約で満席でした。
一か月ほど前のお写真で お許しくださいませーーー!
壁の縞縞模様は、土を固めたもの。
作物を提供する農家の畑から 持ってきた土を 固めて層にして壁にしています。

「農家にとって 土は、宝。」
この言葉は、お店の開設に賛同してくれた ある農家の言葉だそうです。
農業の基本は、土なんですね。
入り口の横には、稲穂が干してあります。
その影には、耕運機がおいてありますW

毎日、予約でいっぱい。
この日は、飛び入りでしたが、店長のご厚意で食べさせて頂けました。
メニュー。
寒い季節は、鍋!、、、なので、鶏肉がたっぷり、”農園の冬ランチ ”をチョイス。

店内の入り口に置かれた、生産農家の ご案内。
お勧めは、埼玉県入間市、”貫井園”の原木シイタケ!

壁の縞模様は、土。
ここに 成果物を提供している農家の 田畑の土を 一流の左官職人、”久住有生氏”が、版壁工法で 突き固めて作ったもの。
仕上げるのに 2カ月掛りました。
それ以外の壁と 床は、コンクリート系の仕上げ。
天井も コンクリートに 白色塗装。

1階は、テーブルのみ、28席。
地下階1Fは、カウンター6席と、個室2部屋で、24席 。
ファームと呼ばれる、テラス席が、24席。
そして、ヤード、、、、
そして、ヤード、、、、
つまり、屋外の空き地が、30席分ありますW

テーブルは、コンクリート洗い出し仕上げの板。
ザラザラです。
周囲の壁も、テーブルの高さまで 土塗り(版板仕上げ)。
版板仕上げの説明は、、、長くなるので省略W
中国の万里の長城にも使われている、土を叩いて固める工法です。

一品目。
加賀伝統野菜 "源助大根" の福来焼き
~原木しいたけの酒蒸しを添えて~

石川県の”六星”さんが育てた、"源助大根"。
上に乗っているのは、"福縁起の良い名を持つ、来魚(ふくらぎ)"。
つまり、、出世魚”ブリ”ですーーー!
タルタルソースと一緒に 焼いてます。

埼玉県”貫井園”の 原木しいたけの酒蒸し。
熱々のシイタケが、美味しいスープを こぼさんばかりに 漲らせています。
スープをこぼさないように そっと 持ち上げて頂きます。
岩塩だけで 味付けされた シイタケが、驚くほど 美味!!!!

続きましては、、、、
”紀州うめどり” とゴマ糀味噌の薬膳鍋。

和歌山県”紀州うめどり”が、ドカンと登場。
お写真で 見る以上に ボリュームがありますW

鍋の中は、埼玉県”加藤ファーム”の ゴマ糀味噌の 濃厚スープ。
トリーーーリ、トロトロ。

春菊を軽く茹でて さっと引き揚げます。
薫りの良い、春菊。
火が通り過ぎないうちに頂きます。
シャキシャキで、ウマシですう。

エリンギ、エノキ、青ネギ、、、、
どれも 火の入れ過ぎは、NG。
ささっと 引き揚げて頂きます。
べりぃーーーー ウマシ!

新潟県の上野さんが育てた、”メーーーーイ、クイン ”。
ほっくらと 茹であがって、あまし うまし。
畑の土の味が判ります!

鶏肉~~~~!
鶏肉祭りですううううW

雑穀と お豆のごはん。
おかわり自由でーーーすW
小豆で ほんのり お赤飯になってます。
美しい お姿W

これは、素直なお味。
甘みがあって 美味しかったです。
鍋が、こんなに大盛りで なければ、間違いなく 何杯も お替りしていたでしょうねW

岡山県産の聖護院カブラ。
青葉まで入って、しっかり漬かってます。
ポリポリと ウマシ!

お茶。

これも 説明を聞いたけど、、、、忘れましたW
単品で オーダーするると、ポット で 出てきて、800円です。
表面に浮いた綿毛のようなものが、高級茶の印し。

デザートは、2種類から選べます。
水木さんの育てたリンゴを使った 100%リンゴのソルベを チョイス。
水も 砂糖も 一切加えずに作ってます。
贅沢で、ウマーーーシ。

もうひとつのデザートは、”ペッパーアイス 洋梨ソースとともに”。
山形県の黒沼さんが作った香り高い ラ・フランスのソースの上に三色の胡椒を振った、アイス。
選ばなかったので、お写真が ありませーーーんW

素晴らしい お料理の数々、堪能しました。
ありがとうございます。
週に二回、生産農家の方に お店に来てもらい、お客様の意見を聞くイベントがあるそうです。
また、月に一回、”農家の こせがれ”たちと 生産農家のトークイベントもあります。
文字通りの産直野菜の販売もある 楽しいイベント。
是非お邪魔したいものです。

人と人をつなぐことで、新たな農業を 目指す試み。
単なるレストランの枠を超えて活躍する ”農家のこせがれ”たちに 敬意を表します。
このお店を、今年のランチ、第一位にした最大の理由がここにあります。
では、また、明日。
(追記)明日は、ランキング外のお店から、チョイス。
今年、もっとも ランチした お店での、忘年会の様子ですww