”2011港区ランチ、勝手にお願いランキング”
本日は、第1位~3位の発表です!!!!
第1位。 東京都 港区 芝浦2丁目。 ”ビストロ ア ラ ドゥマンド”

東京都 港区 芝浦。
私の住むマンションから見下ろす この街に そのお店はあります。
見た目通り。
幸せの黄色いフレンチレストラン。
地元 芝浦で生まれ、南青山や 銀座で 腕を磨いた 横山シェフが、昨年3月にオープンしました。
今では、いつも予約で 満席。

“a la Demande”とは“仰せのとおりに”という意味のフランス語。
1000円のランチは、日替わりで 3種類。
それらを組み合わせた、Aコース1800円のコスパは、都内有数との呼び声高し。
山梨・蓼科の契約農家直送の無農薬有機野菜や、全国から取り寄せた旬の魚介類でを使っています。

ミネストローネ。
タップリ野菜と 魚介のスープ。 白インゲン 旨し。
イケメンスタッフが、運んで来てくれる 自家製全粒粉のプチパンと フォカッチャ。
良い香りです。 旨し。

メインディッシュ、登場。
美しい姿。
タップリ使用された バターの香り

ホワイト ビーフ ストロガノフ、バターライス添え。
レモンを絞ってお召し上がりください。

煮込まれて 柔らかく トロケた ビーフ。
タップリのマッシュルーム。
散らされた西洋パセリ。

食べ終わって しばらくの間、余韻に浸って 気を失っていましたw
ランチタイムの特別フェアで頂いた、このお店のスペシャリテ、”フレンチ鯛めし”。
限定5食。
これを食べずには死ねない、と言われる名品。
ココットに入って登場。

艶やかなご飯。
複雑な香りとうまみが浸みこんだ鯛の身。
一口頬張って、美味しくて、思わず 唸ってしまいました。
一杯目は、そのまま。
二杯目は、付け合わせの 高菜のオシンコ、梅肉、粒マスタードをお好みで。
三杯目は、鯛のアラで摂ったスープをかけて。

薄茶色(白色)のスープ。
鯛をアラと一緒に 野菜と煮込んだ、フォン・ド・ポワソン。
鯛の味がしっかり残ってます。

噂には聞いていたのですが、本当に 素晴らしいお味。
お写真では 伝わらないのが残念。
第2位。 千葉県 山武市 本須賀3636、”金沢食堂(かなざわしょくどう)”

太平洋の波が打ち寄せる房総半島の東海岸。
九十九里浜の一角、本須賀海水浴場のすぐ近くにあります。
テレビ番組の”きたなシュラン”で ☆☆☆をとって、全国から お客様が 押し寄せるようになりました。

一年前は、迷惑なほど お客様がいましたが、今は、元にもどったようです。
還暦を過ぎた 老夫婦が 二人でやってます。
一日に三十食程度しか作れません。
朝11時過ぎに暖簾が出たら、準備OK。
それまで 外で待ちます。

今年6月25日の訪問。
銚子漁港に上がる マイワシは、6月の終わりから、7月の初めが旬。
まさに、最高の時期の訪問でした。
オーダーは、天丼と刺身のセット、1000円。

セグロイワシの天丼。
マイワシのお刺身。
さらに 地元の名物、セグロイワシのゴマ漬けと、セグロイワシのダンゴ汁が付いてます。
美しいです。

私の人生の中で 最高の お刺身でした。
まさに この時期、この一週間ほどが、一年で もっとも 旨い、この”マイワシ”。
もはや、イワシではありません、これは。。。。
絶品!!

本当は、マイワシの天丼を食べたかったのです。
しかし、おかみさんが、
”天丼は、セグロイワシ! マイワシは、お刺身!”
と、強く おっしゃるので、素直に 従いました。
天丼の甘辛い丼ツユ。
油の良い香りが立ち登ります。 地元産のコシヒカリとの相性も バッチリ。

地元の名物、絶品ツミレ汁。
きっかりと 取られた出汁。
柔らかく 濃厚な 滋味の塊の イワシ団子。
この汁の為だけでも ここまで 出かけてくる価値があります。

何もかもが、素晴らしい。
しかし、この最高の味が頂けるのは、一年のうち、ほんに2週間ほど。
ただ、その差だけで、一位を ”ビストロ ア ラ ドゥマンド”に譲りました。
第3位。 東京都 港区 新橋6丁目、”とんかつ燕楽”

東京タワーの東に広がる新橋に このお店はあります。
芝・増上寺のすぐ近く。
都内のあちこちで お弟子さんが 同名のトンカツ店をやってますので 見かけたかたも多いかと思います。
人呼んで エンラク一門の総本山。

芝4丁目で 150年続く お寿司屋さん”おかめ寿司”の大将のお薦めのお店。
前回は、カツ丼を頂きました。
それも 絶品でしたね。
この日は、カツカレー。
お新香と 豚汁がセットになって 1230円。

大きな豚肉がゴロリと入った、カレールー。
作り置きが 冷蔵庫に入っていて、オーダーごとに 温めて仕上げてます。
オーダーを受けてから 塩を振って 衣を付けて 揚げたトンカツ。
見事な手際で カツカレーが仕上がりました。

見た目で想像するより、遥かに 美味しいです。
カレーは、少し辛めで 昔ながらの懐かしいお味。
この揚げたてのトンカツが 素晴らしい。
サクサクした 香ばしいコロモ。
ラードの旨味たっぷり。

豚肉に 軽く振られた塩が、実に良いアンバイ。
脂身が甘く溶けて舌の上に広がります。
これは 普通の豚肉ではないですね。
具がたっぷりの 豚汁も旨し。

最高のカツカレー。
今まで食べていたカレールーとは、次元の違う世界を見せてくれました。
この一杯は、、、、、
辛いほどカレーは旨いと言う、私の稚拙なカレー観を 完全に覆しました。
素晴らしかった。
さて・・・・・・・・・
今年も皆様のおかげで 素晴らしいランチに巡り合えました。
心から感謝します。
このブログは、多分 年内は、明日で終了、、、、かな。
では、また、次回。