曽爾(そに)高原を散策してから、なんやかやとありまして、、、、
二日後、同乗者を伴って、日本100名道のひとつ、”大台ケ原ドライブウェイ”へ。
(お写真は、相方にお願いし、私は運転に専念w)

奈良 吉野山から 大台ケ原へ向かって 国道169号を走ります。
”大台ケ原ドライブウェイ”へ向かう道の分岐点の手前に 最近出来たというループ橋。

初めて来ましたが、良くこんな橋やトンネルを作れるものだと感心。
169号線沿いは、吃驚するほど 高い位置に掛けられた橋がたくさんありますが、筆頭がこのループ橋でしょう。
しかし、ここで トラブル発生。
なんと!
”大台ケ原ドライブウェイ”方面は、先月の台風6号で、土砂崩れ。
通行止めになっていました。

やむなく、”新伯母峰(しんおばがみね)トンネル”を抜けて、北上村側から 旧道で 大台ケ原を目指すことに。

旧道の入口。
ドライブウェイが出来るまでは、これが、”大台ケ原”への唯一の道だったのでしょうね。

予定外にも、標高差1000m以上を この1車線の地道で登ることになりました。
しかも、足もと不慣れな 借り物の車。
アクセルと ブレーキを間違えれば 谷底に落ちるか、崖に激突です。

ガードレールも無い 崖伝いの砂利道。


寿命が縮む思いをして、ようやく”大台ケ原ドライブウェイ”に合流。
この”伯母峰(おばがみね)トンネル”からは、尾根道伝いの快走路?です。

紀伊山地が神々しく輝いてます。
お天気が悪いのが少し残念。

尾根筋を切り裂く、”大台ケ原ドライブウェイ”

分水嶺の尾根道。

積み重なる山やま。

切り立ったV字谷。

深い深い谷。

終点が近づいてきました。
周りが開けて、明るくなっています。



終点のパーキングに到着。
”大台ケ原ドライブウェイ”、約20キロを 無事に完走!

ビジターセンターで休憩。
木々の上、遠くに ”正木ヶ原”が見えます。

大台ケ原のシンボル、”正木ヶ原”をアップでどうぞw
ミヤコザサ草地と、立ち枯れのトウヒが見て取れます。

ビジターセンター横の”苔探勝路”をゆっくりと、散策。
ここも ツキノワグマが出るのですね。




白い小さな花を発見。

ノイチゴの仲間だと思いますが、名前が分りません。
シロハナノヘビイチゴにしては、花が 豪華ですし・・・さて?

こんな実がなります。
やはり ノイチゴの仲間でしょうね。
たくさん ありました。


帰りは、突然の豪雨。
さすが、九州の屋久島並の降雨量を誇る 大台ケ原です。

車を留めて スコールが上がるのを シバシ待ちます。
この道に降った雨は、右肩に流れれば 太平洋 熊野灘に向かい、左肩に流れれば、吉野川~紀の川となって 大阪湾に注ぎます。
まさに 分水嶺の道。

ドライブウェイを下って 川上村道の駅にやって来ました。
ここまで来ると 何故か 快晴。
吉野川の上を トンビがたくさん飛んでいました。

それでは、また、明日。