暑い暑い、もう嫌だ!
と、いうことで、涼を求めて、信州 霧ケ峰の 車山高原へ。

日本100名道のひとつ、ビーナスラインを 走ります。

目指すは、ニッコウキスゲが 満開だという、車山高原。
夕方五時近い高原は、観光客が 帰った後なのか、静かです。

ビーナスラインのハイライト。
有名なS字カーブを 背景に ニッコウキスゲをパチリ。
ちょっと 逆光でした。


標高1698の車山肩に 車を留めて 散策。
高原は、やはり 涼しい。

尾根道は、ニッコウキスゲを狙う カメラマンで びっしりでした。
三脚を据えて 太陽光が良い加減になるのをまってます。
それにしても 辛抱強いものです。

鹿の食害から 野草を守るための鉄線が、山中に張られています。
もちろん 誰も中へは入れません。

この数年、鹿に食べられて ニッコウキスゲが、ほとんど 全滅状態だったので 今年から このような対策を取っています。

たしかに 鉄線の中と外では、花の量が全く違いますね。
美観上は ともかくとして 鹿の対策としては 有効なのはあきらかでしょう。
お陰さまで、今年は ニッコウキスゲの当り年だそうです。

鉄線の隙間から パチリ。
やはり 人工物が無い景色が、綺麗。



尾根道を 巡って 車山湿原に向かいます。
私の お気に入りの散策ルート。


ヤマホタルフクロの紫色が 美しい。

この高原では、今年が当り年だったという、コバイケイソウ。
既に花は終わり、種子を付け始めていました。


白とピンクのヨツバヒヨドリの花。
高原の色どり。

青紫のクガイソウ、ピンクのナデシコなどなど、綺麗な花がたくさんさいていましたが、ピンボケ写真が多いので 割愛します。


標高1925mの車山山頂にある レーダードームが見えます。

クルマヤマ湿原には、まだ、ノハナショウブの紫色の花が 残っていました。






最後は、駐車場へ戻って来たところで パチリ。
ちょうど、雲の切れ間から 陽が差していました。
では、また、明日。