タワマンブラリ旅のblog

港区をメインに食べ歩き、日本100名道を巡る旅のお話を書いてます。 最近は、お仕事で、神奈川県や千葉県にも出没します( ´∀` )/ぽん

2010年05月

世界遺産、”高野山”ブラリ旅。
”中の橋”を過ぎて、さらに、”奥の院”へ向かいます。
四国八十八か所、霊場巡りをした後、高野山へお礼詣りに来た方たちでしょうか。
巡礼服を着た多くの方を見かけました。
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”安芸の国(広島県)、浅野家”のお墓。
どのお墓も時代を経て、苔むしています。
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”徳川家康”の二男、”結城秀家”のお墓です。
この辺りは、戦国時代から江戸時代にかけての 有名な武将のお墓が、集中しています。
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”豊臣(秀吉)家”のお墓です。
他のお墓に比べると、意外と質素でした。
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”織田信長”のお墓は、参道から少し外れた処にありました。
案内板を頼りに、脇道に入って行きます。
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”織田信長”のお墓です。
小さいお墓ですね。
左隣にあるのは、同じく戦国大名の”筒井順慶”のお墓です。
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欝蒼と茂る樹齢数百年の 杉木立の中を 歩き続けます。
この参道は、”世界遺産”高野山の宿坊で 泊った人たちにとって、定番散策コースです。
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ついに、”奥の院”に到着。
ゆっくり、見学しながら歩いたので、”一の橋”から、三十分ほどかかりました。
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ご祈祷を依頼されている皆様です。
10年ほど前の台風では、巨大杉が倒れて、この建物の屋根を破壊したそうです。
今は、修復されて綺麗になっています。
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”奥の院、本堂”へ向かいます。
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ここから先は、撮影禁止です。
大切な霊場なのです。
しかし、階段下から一枚だけ。。。
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お参りを済ませて、休憩所へ。”休憩所”と言っても、年代物の立派な建物です。
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何処を見ても、重厚な時代物の建築が並んでいます。
さすが、世界遺産。
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”休憩所”の奥では、旧式のかまどで、大量の御茶がいれられてました。
お世話係の方が、一杯づつお茶を入れて手渡してくれました。
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みなさん、相席で、お茶をいただきます。
ほっと、一息です。
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二日目。
和泉山脈を越えて、大阪府から和歌山県に向かいます。
目的地は、世界遺産”高野山”。
 
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車で山道を延々と登ります。
 
標高1000mの山の上に突然、街が開けます。
お写真は、高野山の入口にある”大門”。
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”奥の院”へ向かいます。
途中、たくさんのお寺が並んでいます。
”宿坊”でもあるので、予約しておけば、泊ることも出来ます。
”男・清原和博さん”も、小学校5年生の夏に、”林間学校”でこの地を訪問しています。
 
高野山のほぼ中央に位置する、”一の橋”です。
ここから、歩いて”奥の院”へ、向かいます。
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”一の橋”から、”奥の院”までルートは、有名人のお墓が目白押しです。
お墓の案内板もありました。
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いきなり出ました。
”奥州 伊達家”先祖代々のお墓です。
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巨大な杉が茂る参道を 歩きます。
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武田信玄と勝頼のお墓です。
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献灯したのは、”松下幸之助”氏でした。
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”伊達政宗”のお墓もあります。
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”薩摩島津家”の御墓です。
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”石田光成”お墓がひっそりとありました。
意外と小さいですね。
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そのすぐ傍には、”明智光秀”のお墓です。
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ようやく”中の橋”まで、辿りつきました。
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”初代市川団十郎”のお墓が、橋のたもとにありました。
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本日、ご紹介するのは、”芝浦アイランド”の”ブルーム タワー”です。
(ようやく、タワマンのブログらしくなってきました。)
 
販売時に、”SMAP”が、5人揃ってCM出演していたので、(モデルルームで焼き肉パーティーのシーンとか)ご記憶の方も多いのではないでしょうか。
 
 
三井不動産や、都市再生機構などのデベが共同で、東京都 港区 芝浦4丁目の島(アイランド)を丸ごとひとつ再開発した、スケールの大きい事業です。
 
 
”芝浦アイランド”は、バブル景気時代に人口が半減した、港区に住民を呼び戻そうと、当時の鈴木俊一都政時代に開発構想が練られました。
(東京湾岸のタワマン開発は、ほとんど、そうですけど・・・。)
 
そして、2年ほど前から、ようやく入居が始まったのでした。
 
 
賃貸マンションなので、空きがあれば、いつでも入居できます。
虹橋側の眺望の素晴らしさは、容易に想像して頂けると思います。
 
 
他のタワマン(グローブ、エア、ケープ)と、視線が干渉しないように、巧みに配置し、プライバシーに配慮しています。
 
賃貸なので、エントランスの仕様は、島内の他のタワマンに比べて落ちます。
まあ、やむをえないでしょう。
謎のモニュメントとか、ありますが・・・。
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2階のエントランスホールの天井からぶら下がった、”糸カーテンのシャンデリア”。
何気ないようですが、イタリア製です。
糸の先端が、ほつれないように、また照明の熱で傷まないように、特殊な技術で作られています。
 
 
”芝浦アイランド”の南端に位置する”ケープタワー”から見た、”ブルームタワー”(右端)を、どうぞ。
左側は、分譲マンションの”グローブタワー”。
中央の隙間に見えているのが、賃貸の”エアタワー”です。
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”芝浦アイランド”の”ケープタワー”や、”グローヴタワー”が、販売当時、同じ芝浦4丁目の”キャピタルマークタワー”と人気を分けて、”タワマン湾岸戦争”と、メディアで騒がれていたのは、懐かし思い出です。

ご家族連れの参加者も多く、子供さんが駆け回っていました。
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この湿原には、マムシが居るので、木道から外れると危険です。
 
少しづつ、晴れ間が広がって来ました。
イシモチソウや アザミの花が開き始めました。
 
湿原の水たまりには、食虫植物その③、”タヌキモ”がいますが、水辺へは、近づけません。ちょっと残念。
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”ノアザミ”の花が咲いています。
花弁の先端の白いものは、花粉です。
お写真では、見えにくいのですが、、、
花をゆすると、虫が来たと勘違いし、花粉が花の表に湧きあがってきます。
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食虫植物、その④、”モウセンゴケ”です。
ネバネバの付いた、シャモジのような葉を持ち上げています。
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観察小屋の中の水槽では、観察用水槽が置かれて、”タヌキモ”を間近に見ることが出来ます。
虫めがねも置かれていて、補虫嚢(ミジンコなどを捕まえる袋)を じっくり観察できます。
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観察会終了後の歓談。
ボランティアガイド”守る会”のみなさんが、お茶やおやつを振るまって下さいました。
この催しは、すべて、無料、申し込み不要なので、当日の飛び入り参加も可能です。
みなさん、ありがとうございます。
 
ボランティアガイドさんの手作りゼリー。フジの花が入っていて綺麗です。
 
湿原では、クサガメが日光浴をしていました。
長閑な休日です。
 
夏の観察会は、8月8日(日)、朝10:00から。
秋の観察会は、10月24日(日)、朝10:00からで、予定しているそうです。
 
夏は、カナビキソウ、ヒメヤブラン、キバナノマツバニンジン、オトギリソウ、そして、絶滅危惧種”ナガバノイシモチソウ”などの花や多くの虫たちが楽しめます。
秋になると、ヤマラッキョウ、ウメバチソウ、リンドウ、オミナエシ等の花が見られます。

ボランテイアの”守る会”の皆さんが丁寧に解説してくださいます。
この日、取材に来ていた雑誌にも、顔だしOKとおっしゃってましたから、顔を隠さなくてもよいのでしょうね。
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この湿地では、季節によって咲く花が、変わります。
 
 
保護地域の”北区”側です。
観察小屋が左隅に見えます。
歩いて良いのは、木道の上だけで、これは、有名な”尾瀬”の湿原と同じです。
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水路を挟んで”南区”側。
こちらは、”北区”に比べて、標高が20cmほど高く、僅かに乾燥気味なのですが、それだけで、見られる植物が異なります。
 
 
 
黄色いモヤモヤの”イシモチソウ”。
左端の赤いものは、この春、種から発芽した、食虫植物その2、”コモウセンゴケ”。
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”ミツバツチグリ”。
三枚一組の葉と、可憐な小さい黄色の花が目印です。
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”ハルリンドウ”。
時期としては、もう、終わりに近いのですが、青紫色の花が綺麗です。
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ピンク色の花を付けた”トキソウ”と”ニガナ”のコラボ。
関東平野に広がった武蔵野の原風景は、こんなだったのでしょうか。
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”トキソウ”のピンク色が、一際目立ちます。
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”ウマノアシガタ”。
根もとに付く葉の形が、馬の足跡に似ているからこの名前が付いた、との説があるそうです。
道路脇のあぜ道に咲いていました。
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千葉県 山武市の国指定天然記念物、”成東・東金食虫植物群落”へ行って来ました。
明治時代の小説、”野菊の墓”で有名な伊藤左千夫の生家(今も保存されています)のすぐそばにあります。
近くには、”野菊の墓”の資料を展示した民族資料館もありました。
お写真は、1981年の映画、”野菊の墓”の主演、”松田聖子”さんのチラシです。
 
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成東・東金食虫植物群落は、千葉県 九十九里平野のほぼ中央、山武市(さんむし)にあります。
ここは、大正9年(1920年)、日本で初めて 天然記念物に指定されました。
350種以上の植物が生育し、8種類の食虫植物など、貴重な植物が自生しています。  
近くには、若干の駐車場があります。
この日は、某雑誌の記者とカメラマンも取材に来ていました。
特集を組んで紹介するそうです。
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本日は、朝10時から、ボランティア、”成東・東金食虫植物群落を守る会”による観察会が行われました。
一般の参加者は、私を含めて、20名ほどでした。
湿地に出る前に、レクチャーを受けます。
ここでしか見ることのできない貴重な絶滅危惧種(レッドカード種)が、たくさんあります。
持ち帰ったりすると、法律により 罰を受けるので、要注意です。
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いよいよ、見学ツアーの開始です。
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長い長い、小笠原旅行記が、ようやく終了。
久々にタワマンのご紹介です。
 
北海道 札幌市 白石区 東札幌に聳える、地上30階、
”D’グラフォート東札幌ビエントタワー” です。
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・JRタワー(JRタワーホテル日航札幌):38階、173m
・さっぽろテレビ塔 :147m
などに続き、北海道の高層ビルで、堂々の高さ第10位にランクインしています。
「雪の多い北海道には、タワマンは向かない。」
と言われていた常識を打ち破り、現在の札幌タワマンブームの火付け役となりました。
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工事中のお写真です。
タワークレーン一本で、積み重ねて 作っていきます。
1フロアーを4~5日で積み上げたそうです。
すごいスピードで空に向かって伸びて行ったのでしょうね。
 
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高層階から、札幌中心部を見た眺望です。
タワマンは、どれもそうですが、やはりすばらしい景色です。
タワマンの建設ラッシュ起こったのも納得です。

おまけです。
”おがさわら丸”には、片道25.5時間、乗船します。
ぞの間の最大の楽しみは、レストランでの食事。
セルフサービスですが、席は広くて、ゆったりしています。
メニューも豊富です。
 
戻り便の夕食は、”特製キーマカリー”。
辛口なのですが、私は、さらに タバスコを振ります。美味しいです。
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翌朝は、夜明けの海を見ながら 自動販売機で買ったカップラーメン。
お湯は、給湯機から 自由にもらえるので、あらかじめ買って、持ち込む人も多いようです。
船内でも、200円だったと思います。
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昇る朝日を見ながらの食事です。
知らず知らずのうちに、海面に”ザトウクジラ”のブローを探している自分に 気づきました。
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もはや、クジラのブローは見えません。
東京湾が近付いているのです。
カモメが海面で群れ飛んでいます。
カツオドリも、アホウドリもこの海には いません。
 
 
船内での最後の食事、お昼のラーメンです。
小笠原の塩を使った特製塩ラーメン。
本格的な美味しさです。
カイワレが、良くマッチしています。
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午後2時、房総半島が見えてきました。
 
 
東京湾横断道路まで、戻ってきました。
海に浮かぶサービスエリア、海ほたるは目の前です。
 
 
レインボーブリッジをくぐります。
私のマンションが見えています。
海は、もう、あの美しい小笠原の色ではありません。
鉛色の東京の海です。
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この旅で出会った、ザトウクジラたちは、みんな もう新たな居場所へと、旅立っていったのでしょうか。
 
また、いつか、あの海に帰りたい。」
旅から 一か月以上たった、今でも そう思います。
20年前に、訪れていたら、本当に 移り住んでいたかも知れません。
私の今までの旅の中で、間違いなく最高の旅でした。
 
旅で出会った多くの皆様、そして、動物たちの幸せを、心より お祈りいたします。
ありがとうございました。感謝です。
 

ついに、最終話。
この旅のハイライトです。
お見送りのシーンをたっぷりと どうぞ。
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壮観です。
島をあげてお見送りしてくれています。イメージ 11
 
 
 
 
 
烏帽子岩まで来ました。
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”二見港”を出ました。
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まだまだ、お見送りは、続きます。
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”兄島瀬戸”が見えます。
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次々と、ダイブして、その度に お見送りの船の数が減っていきます。
 
埠頭でのお見送りにみんなで参加していて、出遅れた”Miss Papaya”号が、大外から凄いスピードで先頭にでました。
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お見送りで、最後まで残ってくれたのは、”パパヤ マリンスポーツ”のみなさん。
一緒に乗っているのは、”父島ユースホステル”の皆さんでしょうか。
手を振ってくれています。
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パパヤを卒業して、もう、会えくなった”まり”さんの華麗なダイブ。
両手が綺麗に水平に伸びています。
小笠原諸島の名物”まりさんダイブ”は、5月8日で もう見ることが出来なくなりました。寂しいです。
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次々と、ダイブして行きます。
”ボス・田中”が、こちらを見ています。
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ダイブが終わり、"Miss Papaya"が、方向転換しました。
飛び込んだ方たちを、広い上げながら、父島に戻って行きます。
本当に、お別れです。
素晴らしい旅を ありがとうございました。
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”Miss Papaya”の姿が、小さくなり 波間に消えて行きました。
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弟島や孫島が、見えています。
こんなに遠くまで、みんなで 見送りに来てくれました。
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”嫁島”の横まで来ました。
”父島”は、もう、遥か遠く水平線です。
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大荒れの海で”ザトウクジラ”のテールスラップを見た、”針の岩”も通り過ぎます。
 
 
”婿島”の横まで来ました。
前日、登った島の最高峰”大山”が見えます。
すべてが、夢の中の出来事だったような気がします。
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全ての思い出とともに、”ケータ島列島”に お別れです。
素晴らしい旅でした。
何度でも、言います。
「ありがとう。また、きっと、来ます。」
 
 

”父島 二見港”前の”ザトウクジラ”のモニュメントと、”おが丸”のツーショット。
このモニュメント前で、みなさん、よく記念写真を撮られます。
”父島ユースホステル”のお客様には、集合写真の定番撮影ポイントのようです。
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母島と父島を結ぶ生活船”ははじま丸”が入港しました。
降りて来たお客様が、”おが丸”の乗船手続きのため、慌ただしく移動されました。
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出航まで、一時間を切りました。
待合室は、出発する方たちと お見送りの方たちで 騒然としています。
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”ホテル ホライズン”の かわいいスタッフ女子が、私のスーツケースを運んで来てくれました。
その時に 手渡してくれた”ハイビスカスのブーケ”は、出航時の長い汽笛に合わせて 海に投げると、再び小笠原に帰って来れるという”おまじない”だそうです。
胸にコミアゲルものがありました。
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とうとう、”おが丸”に乗船。
青い海を見ながら 別れを惜しみます。
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埠頭では、盛大なお見送りが続いています。
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今回の旅で、いろいろな お話を聞かせて頂いた Kさんの姿が見えます。
見送りの太鼓が激しく打ち鳴らされています
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それにしても、すごいお見送りです。
数えてみたら、1200人くらい いらっしゃいました。
島の全人口は、2000人なのに、、、です。
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ついに”おが丸”が、埠頭を離れました。
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長い汽笛が、ボッ、ボ~~~~~~~~~~~~~っ!
一斉にブーケや、花輪が投げられました。
お別れです。
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ありがとう~~~~、みなさ~~~~ん!
きっと帰って来ます~~~~~~!!
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そして、世界一素晴らしいと言われる、父島の海上”お見送り”です。
一生忘れられない光景の 始まり、はじまりぃ~~~♪♪
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ナイトツアーで行った、”小港海岸”へ向かいます。
”八瀬川”の傍のバス停にバイクを置いて、海岸まで 亜熱帯樹林の中を歩きます。
 
 
この海岸に自生している木は、4種類だけです。
オオハマボウ、モモタマナ、ハスノハギリ、テリハボクです。
すべて海流に乗って種子が 海を渡たるタイプです。
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巨岩”ハートロック(千尋岩)”や、真っ白な砂浜の”ジニービーチ”、ちょっとかわいそうな名前の”豚海岸”などへ向かう、”中山峠”越えの絶景コースは、ここから小道へ入ります。
 
 
ナイトツアーでは、真っ暗で何も見えなかったのですが、綺麗な海岸です。
この砂浜から、”南島瀬戸”方面へ、”シーカヤック”で行くコースが、お薦めだそうです。
今回は、時間がありませんが、次回 来た時のお楽しみです。
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穴が二つ開いた海岸右手の岩の向こうが、”コペペ海岸”です。
”シュノーケリング”で 海から回れば 10分ほどですが、陸路を歩くと 1時間以上、かかります。
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”コペペ海岸”です。
私は、原付で 陸路を迂回しましたが、それでも 10分は、かかりました。
左隅に少し写っている 岩の向こうが”小港海岸”です。
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誰も居ません。
 
 
ここは、最寄りのバス停(扇浦海岸または、亜熱帯植物園)からでも 歩くと30~40分はかかるので、かなりの穴場です。
 
 
”コペペ海岸”から、さらに森の中の地道を走って、”南島”が沖に見える”洲崎”へ。
磯釣りの絶好ポイントだそうです。
左手からせり出している岩、”象鼻崎”の向こうが、”小港海岸”や ”コペペ海岸”がある入り江です。
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天気がよいと気持ち良いです。
遠くに”南島”が浮かんで見えます。
 
 
ついに、”二見港”まで戻って来ました。
港の入口、”赤灯台”からみた”奥村集落”です。
この港は、沖へ20mほど行くと、水深25mくらいになるそうです。
近場ながら 磯釣りの好ポイントです。
枝サンゴの群落や、多種の熱帯魚も 岸近くにいるので、”シュノーケル”の練習で潜る方も多いそうです。
漁港側は、遊泳禁止ですが、海側は、テトラポット伝いで 簡単に海に入れます。
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出航前に、大村の売店で、”島寿司”850円を購入。
”サワラ”100%の本物の”島寿司”。
このお店では、船中のお弁当として お求めになるお客様も多いそうです。
 
”おが丸”を見ながら、昼食。
”出航前の半日コース”で、海に出ていたツアーの方たちが、帰ってきました。
 
島とお別れする時が、近づいてきました。
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”三日月山ウエザーステーション”を後にし、向かったのは、”父島”の北西、”兄島瀬戸”に面する”宮の浜”。
原付なら10分とかかりません。
 
 
ここも、絶好の”シュノーケル ポイント”です。
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瀬戸は流れが急なので、沖に出ると流されて危険です。
それにしても美しい景色です。
 
 
その次に向かったのは、”長崎展望台”。
こちらは、かなり急な傾斜の道路を 延々と登ります。
普通の体力では、レンタル自転車だと、押さないと 登れないと思います。
私は、原付にして正解でした。
バイクを降りて、山頂を目指します。
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ちょっと、スリルのある尾根道です。
振り返るとこれから向かう”夜明道路”が、山の上をウネウネと続いています。
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山頂に到着。
少し、手前に行き易い展望台がありますが、やはり 頑張って ここまで、登ってきたいものです。
”二見港”方面、大村から奥村方面が見えます。
中央の尖がった山が、”三日月山”です。
このお写真の範囲に、島の人口2000人のほとんどが暮らしています。
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順に右方向を見て行きます。
”人丸島”、”瓢箪島”などが見えますイメージ 5
 
”兄島瀬戸”です。海が青い。
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正面は、無人島の”兄島”。
昔は、飛行場あったそうですが、今は立ち入り禁止。
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出航前の半日ツアーの船でしょうか。
白いクルーザーが、ゆっくりと、瀬戸を通過して行きます。
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”長崎山展望台”で絶景を楽しんだ後、”夜明道路”を南下し、”旭日山”や、”夜明山”を通って、”中央山展望台”へ。
お写真の右下に”野ヤギ”が、5頭写っています。
 
 
”野ヤギ”の親子に出会った近辺の標識。
このような標識は、あちこちで見かけました。
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”中央山展望台”が見えました。
誰か人がいるようです。
 
 
頂上を拡大します。
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どうやら、”ザトウクジラ”を探して、”ホエールウオッチング”の船に連絡しているようです。
ご苦労さまです。
この展望台は、道路からっだと15分ほどで登れるそうですが、そろそろ時間が気になり始めたので、スルーしました。
 
天然記念物”アカポッポ(頭が赤いカラス?)”が、棲むという”初音浦展望台”も、時間の関係でスルー。
やはり、3時間で、すべて回るのは厳しいです。

”境港”から、2kmほど先の二見港へ 徒歩で向かいます。
一昨日の夕食で、天麩羅で食べた”ハイビスカス”の花があちこちで咲いています。
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”タコノキ”の実も成っています。
ここは、やっぱり亜熱帯なのです。
 
 
”二見港”の手前に、”アオウミガメ”の繁殖に取り組んでいる”小笠原海洋センター”がありました。
 
無料で見学できます。
すぐ目の前は砂浜です。
ここで、産卵された”ウミガメ”の卵を 外敵から守りながら孵化させています。
手前のプールには、親ガメが飼われていました。
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人が来ると、餌を欲しがって 擦り寄ってきます。
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”アカウミガメ”は、魚を食べる肉食ですが、小笠原近海にいるのは”アオウミガメ”。
海藻類を食べる草食性です。
キャベツをあげると喜んで食べます。
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キャベツを咥えると、鼻の穴から余分な海水を吹き出します。
なかなかユーモラスです。
 
 
”二見港”まで来ました。
”Papaya”さんで、原付を借りようとしたのですが、その手前100mで”小笠原観光”さんのレンタルバイクを発見。
”Papaya”さんは、24時間借りて1500円ですが、”小笠原観光”さんは、3時間で 同額です。
しかし、この時 既に午前10時。
乗船手続きを考えると、”おが丸”出航まで、残り3時間ほどしかないので、同じことと、判断。
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100mの距離の差で、こちらで借りました。
このバイクで、3時間の”父島観光”です。
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まず、向かったのは”二見港”のすぐ傍、”三日月山ウエザーステーション”。
”ザトウクジラ”を観察しているのは、ブログで有名な小笠原ホエールウォッチング協会職員”ogasawara whale watching”さんでしょうか。
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この展望台では、”おが丸”入港日に合わせて、陸上からの”ホエールウオッチング”が行なわれています。
船が苦手な方に お薦めです。
 
 
晴れていれば、こんなに綺麗です。
空気が澄んでいれば、遠くに”母島”も見えるそうです。
中央、海に浮かぶ巨岩は、”二見港”入口の目印”エボシ岩”。
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”兄島”方面です。
3日前、到着直後、直ぐに泳いだ”瓢箪島”が見えます。
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壮大な次のお話が、スタンバイしているのに、終わる気配のない小笠原旅行記。
 
”ホテル ホライズン”で最後の朝食。
前日と、変わって、3日目は和食(お粥)。お粥以外の普通のご飯も選べます。
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”島ジャガイモのマッシュ”と、食べごろの黄色い”パッションフルーツ”。
温泉タマゴも付いてます。煮魚は、島で捕れた”ヒメダイ”。
お味噌汁は、アラ、島野菜などで具だくさん。
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いよいよ、このホテルともお別れです。
名残惜しいです。
サービス、設備とも快適で、素晴らしいお料理ともども、良いホテルでした。
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この日の、14;00出航の”おが丸”で、内地に帰らなければなりません。
朝8時半の村営バスに乗り込み、”境浦”へ。
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スーツケースは、ホテルのスタッフが、”二見港”へ 13:00に届けてくれるので、軽装です。
希望すれば、無料で港まで送ってくれるそうでうが、途中で見たい場所がたくさんあるので、ミニぶらり旅。
 
まずは、太平洋戦争で攻撃されて沈んだままの船が、横たわる”境浦”です。
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バスは、手を挙げれば、止まってくれて、どこででも乗り降りせてくれます。
一回200円。都バスと同じ値段でした。
長い坂道を海岸に降りる途中の標識です。
 
コンクリート舗装された坂道には、島の固有種、巨大な”モモタマナ”の木の葉が、降り積もっていました。
この木は、春秋の年2回、紅葉して、落葉するそうです。
 
"境浦海岸"です。
この旅では、父島に着いた日以来の青空が、ようやく広がりました。
 
沈没船が見えます。
20年前は、甲板の上を歩けるくらい しっかりしていたそうですが、今は、腐蝕と崩壊が進み、海中に姿を消しつつあります。
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人気のない静かな砂浜です。
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天然記念物の”ムラサキオオヤドカリ”がいました。
私に気づいて必死に逃げようとしています。
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実は、このヤドカリ、ちょっとした岩の下などに、ごっそり固まっていたりします。
天然記念物にしては、何処にでもいます。

果てしなく続く、小笠原旅行記。
 
再び、”Miss Papaya”に乗り換え、野鳥の楽園、小笠原の”鳥島”へ向かいます。
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”鳥島”は、”聟島”の北西に浮かぶ小さな無人島です。
周囲を断崖で囲まれていますが、頂部は、なだらかで、草で覆われています。
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望遠レンズで見ると、”クロアシアホウドリ”や、”コアホウドリ”の姿が見えます。
4月は、営巣中なので、子供たちの姿も・・・。
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ひとしきり、観察したら、”聟島”の北部に周ります。
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”聟島”の北部は、断崖絶壁が連なり、まさに絶海の孤島。
しかし、ここは、イルカ達が群れ遊ぶ 絶好の”ドルフィンスイム”スポットでもあります。
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この断崖の上では、”山科鳥類研究所”の方たちが、国際保護鳥”アホウドリ”の雛を育てているはずです。
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上のお写真を拡大します。
右端に写っている四角い物は、”アホウドリ”の声を流すスピーカーです。
鳥たちを安心させるための装置です。
その左隣の白い「ハ」の字に見えるのは、”アホウドリ”の人形、”デコイ”の首の部分です。
 
そして、その左に、、、居ましたぁぁぁ!!!!!!
黒い羽毛に覆われた、特別天然記念物”アホウドリ”の雛です。
時期的には、巣立ちの直前と言うところでしょうか。
”ボス・田中(キャプテン田中改め)”さん、私を ここまで 連れてきてくださって ありがとうございました。
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そして、ついに ”父島”へ帰島する時間になりました。
”嫁島”の北部にある奇岩”メガネ岩”です。
この海域には、穴が開いた岩は、数多いのですが、2ケ並んでいるのは 珍しいです。
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”サンセット クルーズ”しながらの帰島です。
海が、一面 銀色に輝いています。
 
 
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無事に ”二見港”へ戻ってきました。
ツアーガイドの”なずな”さんが、”トビウオ桟橋”で、お客様の記念写真を撮っています。
最後まで、サービスして頂き、ありがとうございました。
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なお、この日のもう一人のガイド、”マリ”さんは、本日、5月8日をもって、”Papaya”を卒業されるそうです。
もう、”父島”に行っても会えないのかと思うと 寂しいですが、新しい人生を頑張ってください。
心から エールを お送りします。
がんばれ~、素晴らしい旅を ありがとう~~~。

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