タワマンブラリ旅のblog

港区をメインに食べ歩き、日本100名道を巡る旅のお話を書いてます。 最近は、お仕事で、神奈川県や千葉県にも出没します( ´∀` )/ぽん

2010年04月

ナイトツアーの翌日は、朝5時に起きました。
この日は、母島まで往復する予定なのですが、相変わらず天気が悪いです。
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ホテルのお庭も夜中に降った雨で濡れています。
夏になると、ここで バーベキューディナーをするそうです。
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お庭の一角に りっぱな”タコノキ”がありました。
”気根”と呼ばれる多数の根が、幹から垂れ下がり、地面に突き刺さっています。
その姿が タコに似ていることから、その名がつけられました。
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早起きした理由は、昨夜撮れなかった、”グリーン ペペ”と”オガサワラ オオコウモリ”のお写真を撮るためでした。
ナイトツアーで案内された、”小笠原亜熱帯農業センター”が、ホテルから徒歩10分ほどの距離だったので、夜明に行けば、薄明かりの中で、撮影出来るかも知れないと、考えたのです。
 
行ってみると、”ヤシノキ”に付いた”グリーンペペ”は、既に光っていませんでした。
お写真中央の小さな白い、直径5mmくらいのキノコです。
大きいものだと500円玉くらいになるそうです。
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おなじく”農業センター”の”バナナ”の木です。
昨夜は、この木の花を食べるために 数頭の”オガサワラオオコウモリ”が来ていて、低空で頭上を飛ぶのを、何度も観察できました。
羽を広げると1mにもなる巨大なコウモリで、固有種で、天然記念物なので、カメラのフラッシュは禁止、など 観察にも、多くのルールがあります。
既に日が昇っており、コウモリたちの姿はありませんでした。残念。
 
ホテルに帰る途中、”夜明道路”に、這い出したカタツムリが居ました。
小笠原のカタツムリは、ほとんどが固有種で、しかも絶滅の危機に瀕しています。
この子も調べれば、貴重な個体なのかも知れません。
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"PAPAYA"さんの”ナイトツアー”に参加。
小型のバンでホテルまで送迎してくれます。
 
向かったのは、ホテルから2キロほど、”夜明道路”という舗装された山道をのぼった”グリーンペペ”観察ポイント。
これは、地元で使われている愛称で、正式名は”夜光茸(ヤコウダケ)”。
その名の通り、夜に 淡くグリーンに光るキノコです。
しかし、4月では、時期が早かったらしく菌糸がわずかに光っているのが見られただけでした。
 
気を取り直して、次に向かったのは、”小港海岸”。
3種類の”スナガニ”を探します。
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一番小型の”スナガニ”発見。
続いて、中型種も発見です。
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体の色と模様が、完全に砂と同化しています。
 
さらに、すばしこく逃げ回る、大型を捕獲。
もちろん、お写真を撮ったら逃がしてあげます。
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”スナガニ”は、”アオウミガメ”の卵を 砂に潜って食べてしまう、天敵です。
そのため、カメの産卵を見つけると、地元の海洋センターの職員さんが、卵を回収し、センターで、孵化させて海に帰しています。
 
これらのカニたちは、昼間は、穴を掘って、砂底深く隠れているので、夜しか見ることができません。
巣穴は、独特の形状なので、すぐに判りますが、内部は、深くて、曲がりくねっています。
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この砂浜では、緑色に光るプランクトン”夜光虫(ヤコウチュウ)”も、観察出来たのですが、お写真は捕れませんでした。
夜の撮影は難しいです。
 
同じ砂浜で天然記念物”ムラサキ オオヤドカリ”を発見。
背負った貝殻の長さは、10cmくらいあります。
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この貝殻は、明治に食用で飼育するために 父島に持ち込まれ、その後 野生化した”アフリカ オオマイマイ”のものです。
この島にしかいない巨大マイマイの存在が、この島のヤドカリだけを巨大化させました。
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雨上がりだったので、”アフリカ オオマイマイ”が砂の上を歩いています。
小笠原諸島のカタツムリは、95%以上が、ここだけにしかいない固有種です。
このマイマイは、例外的な外来種です。
ただ、最近、これまた外来種の天敵プラナリアが、父島に入ってきて、食べられてしまい、絶滅の危機に瀕しています。

まあ、何と申しますか、何処かしこも、あ有名なネズミの形です。
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すごいです。
駅からホテルに向かうシャトルバスまでが・・・。
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2チャンネラーたちが、ディズニーランドを”ネズミ園”と呼ぶのが判ります。
バスの座席シートまで。
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吊り手に時計、空調吹き出し口までが、あの世界一有名なネズミの形です。
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そして、ようやく”シェラトン グランデ トウキョウ ベイ ホテル”に到着です。
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ホテルのショップも・・・。
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この徹底ぶりは、流石です。
さすがにディスニーホテルは、一味もふた味も違います。

”ホテル ホライズン”での最初の夕食。
ナイトツアーに出発するまで1時間しかないので、無理を言って大急ぎで出してもらいました。
通常は、2時間近くかけてゆっくり召し上がるのがよいでしょう。
急いで食べては、もったいないお料理です。
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一皿目。
島魚のカルパッチョ サラダ仕立て
 
野菜の下にヒメダイの刺身が隠れています。
オリーブオイルと合わせたワインビネガーの酸味が程良く利いています。
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二皿目。
島ジャガイモの冷たいスープ
 
父島でジャガイモを栽培しているんですね。そのことに まず驚きます。
こってりとして 濃厚なスープです。
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三皿目。
自家製アンチョビと春キャベツのパスタ
 
ジャガイモと言い、キャベツといい、寒冷地系の食材が、この南の島で 続けて出て来て意表を突かれました。
塩味の利いたアンチョビが、パスタに程よいアクセントを付けています。
アンチョビって、自家製で作れるんですね。それも驚きです。
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パンも美味しいです。
こういうパンとか、付け合わせに手を抜かないレストランは、一流です♪
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四皿目。メインディッシュその1.
アカバのアクアパッツァ
 
アカバというお魚の水煮です。
ようやく、父島のイメージのお料理が出てきました。美味しいです。
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アップでもどうぞ、ごらんください。
濃厚なお味です。
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五皿目。メインディッシュ その2.
リブロース ステーキ
 
言うことなし。
まさに メインディッシュ。王道のお味。
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これもアップでどうぞ。
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もう少し、時間をかけてゆっくりと味わいたかったですね。
ワインと合わせればもっと美味しかったはず。
この後のナイトツアーに備えてノンアルコールのお食事です。
 
最後の締め。
デザートは、自家製ジェラード
 
たっぷりの量です。
甘さもしっかりあって、濃厚で舌の上でトロけます。
春が旬のイチゴなど、フルーツが美味しい。
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”東京ディズニーランド”の玄関口、JR京葉線”舞浜”駅。
この駅は、いつも凄いにぎわいにです。
毎日がお祭り。
昨日は、ディズニーホテルのひとつ、”シェラトン グランデ トウキョウ ベイ ホテル”で、ウェディング。。。
と、言っても私ではなく、私の同僚、岐阜市出身の”シッカリ美人”(新キャラ)の結婚式です。
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JR舞浜駅で電車を降りて、”ディズニーリゾートライン(モノレール)”に乗り換えます。
すでに辺りは、ディズニーランド一色です。
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何やらイベントが行われています。
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ヨーヨーの世界チャンピオンのパーフォーマンスなんですが、動きが速すぎて見えません。w
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目的地は、2つ目の駅”ベイサイド・ステーション”。
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モノレールの窓の形が、あの世界一有名な ネズミの顔の形になっています。
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東京ディズニーランドのシンボル、”シンデレラ城”が見えます。
ドイツの”ノイン シュバン シュタイン城”をモデルにしたそうです。
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父島で泊っていたのは、”ホテル ホライズン”。
島一番の高級リゾートホテル。
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二見港から車で10分。
港までホテルの車で送迎してくれます。
お庭では、夏のシーズンには、バーベキューディナーもやっているそうです。
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綺麗で清潔なロービー。
広すぎず、狭すぎず、程よい広さです。
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2階のテラスからは、”扇浦”海岸が目の前です。
乗って来た”おが丸”がお写真、右隅に写っています。
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全室ツインタイプ以上。(一部3~4人使用可)
床がタイル貼りなのが、リゾートっぽくて楽しい。
島でサンダル履きで遊んで、泥を付けて 帰って来た時に掃除しやすいんでしょう。
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一階には、乾燥機付きのランドリーコーナーがありますが、水着程度は室内でも干せるます。
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”ホライズン”の目の前に広がる”扇浦”。
ほとんどプライベートビーチです。
あああ、晴れてさせいれば、もっと綺麗なのに。
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この日は、到着したばかりなのですが、”PAPAYA”さんのナイトツアーに参加するので、急いで食事をします。
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夕食は、基本的に イタリアンです。
島の産品を生かした美味しいお料理が頂けます。
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島全体が天然記念物の”南島”。
尾根からの眺望です。
左側 コバルトブルーの”鮫池”から、岩の洞窟がある”扇池”、さらにその右奥には”真水の池”陰陽池”が少しだけみえています。
 
お写真中央の尾根には、たくさんの”ミズナギドリ”が、地面に巣穴を掘って子育てをしています。
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振り返ると父島との間に広がる南島瀬戸。
水深が浅くて、ダイビングには、最高。
父島のハートロックやジニービーチが霞んでいて少し残念でしたが、絶景を堪能しました。
”南島”では、黒い体に、お腹の白が綺麗な”カツオドリ”も、大群で巣作りをして、飛び回っていました。
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いよいよ、”扇池”に向かいます。
”鮫池”が間近に迫り、白い”PAPAYA JR.”が浮かんでいるのが見えます。
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”扇池”です。
小笠原のガイドブックには、必ずここの写真が載っています。
ガイドの”マドカ”さんのお話では、アオウミガメが、この岩穴を潜って、浜へ産卵しに来るそうです。
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”扇池”の砂浜を一列になって歩きます。
この頃から、大粒の雨が降り出しました。
気温は25度くらいでしょうか。
四月初めですが、さすが、亜熱帯の小笠原。寒さは感じませんでした。
泳いだ後なので、今さら濡れても気にしません。
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今では絶滅した貝の化石が砂浜に散らばっています。
”マドカ”さんに、この貝の名前を教えて頂いたのですが、忘れてしまいました。
すみません。
 
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この貝の化石も天然記念物の一部です。
絶対に持ち帰ってはいけません。
”写真以外、何もとらない。足跡以外、何も残さない。”
です。
 
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雨が強まるなか、来たのと逆のルートで、父島に帰ります。
船長の高橋さん、お待ちどうさまでした。
”PAPAYA JR.”は、この後のツアーでも大活躍しますが、本日はこれでお役目終了です。
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ホエールウオッチングを楽しんだ後は、いよいよ この旅のハイライトのひとつ、”南島”へ向かいます。
父島の南に位置する小さな無人島。
 
父島の南端にあるハート型をした奇岩”ハートロック”が見えます。
この岩は、青空の下で見たかった。ちょっと残念。
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南島には、泳いで上陸するとびっきり楽しいコースもあるのですが、今回は、”鮫池”と呼ばれる入り江から船で上陸するコースです。
 
 
入り江の入口は、水深が浅いので、"MISS PAPAYA"では、入れません。
20人乗りほどの小舟”PAPAYA JR.”に 海の上で乗り換えて向かいます。
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舳先で誘導してくれているのが、ツアーガイドの”まどか”さん。
この島は、ガイドがいないと上陸できません。
一日の上陸者を100人に制限したり、一船の人数を15人以下にしたり、年に3カ月は、上陸を禁止したり、たくさんの規制が掛けられています。
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すべて、この島の自然環境を守るための規制です。
それほど、貴重な島なのです。
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歩いて良いのは、石を並べた 幅4~50センチの部分だけです。
周りの芝を踏まないように気を付けて歩きます。
 
 
目指すは、島の頂上です。
振り返ると青い”鮫池”が見えます。
夏には、その名の通り、”ネムリブカ”が、たくさん集まって ここで、昼寝をしているそうです。
今回のツアーでも、数頭、いたそうですが、私には、判りませんでした。
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尾根の反対側には、超有名スポット”扇池”の砂浜が、見えます。
東京新百景のひとつに選ばれた入り江。
小笠原の観光ポスターでよく見るあの砂浜です。
池と言っても、入り江なんですが・・・。
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さらに 生い茂る草を分けて、頂上を目指します。
待っているはずの絶景を求めてがんばります。
 
 

いよいよホエールウォッチングの始まりです。
父島の南西5~6kmの海域でクシラが騒いでいるとの無線情報が来ました。
”MISS PAPAYA”号が急行すると・・・。
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いきなり、凄いことになっています。
一頭のメスをオス2頭が奪い合って戦っている最中です。
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ホエールウオッチングのルールでは、クジラの50メートル以内に近づけません。
しかし、今回は、クジラから エンジンを切って動かない船に向かって突撃してきました。
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クジラは戦いに夢中で、船など眼中にありません。
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すぐそばまで接近。
船にぶつかる、そう思った時、いきなり潜水。
黒い巨大な影が、船の下を潜って行きます。
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尾びれに付いたフジツボまで見えます。
 
このあたりでは、”MISS PAPAYA”は、木の葉のように大揺です。
私は、海に振り落とされないように 手すりに両手両足でしがみついています。
とても、写真を撮れる状況ではありません。
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ですから、一番凄いところの写真がありません。
それは、先日書きました”Kさん”のホームページでどうぞ。
すごい連続写真が見れます。
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他の船の周りでもクジラたちがサービスしています。
いやはや、なんとも凄い物を初日から見ることができました。
こんなに近くで見れるのは珍しい、と高橋船長が言ってました。
 

スーツケースは、迎えに来てくれていたホライズンホテルの車が預かってくれたので、いきなり、”MISS PAPAYA”号で、海にでます。
本日の船長は、高橋さん。
小笠原大好きのベテラン船長さん。
この夜のナイトツアーでもお世話になりました。
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ウエザーステーションのある三日月山(写真右端近く、U字に窪んでいる山)を回り込み北に向かいます。
三日月山のすぐ裏側が二見港です。
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向かうは、兄島瀬戸の海中公園”キャベツ畑”。
父島では、有数のサンゴ礁と熱帯魚のダイビングスポットです。
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奇岩、奇石の連なる父島の西岸を北上し、目的地に到着。
しかし、ここでトラブル発生。
 
 
”おが丸”の到着が1時間半ほど遅れたため、”キャベツ畑”の汐が引きすぎ、33人乗りクルーザー”MISS PAPAYA”では、水域に近づけません。
残念ながら、ここをあきらめ、近くの”ひょうたん島”沖に移動します。
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サンゴが見えます。
しかし、熱帯魚の数が少ないのが残念です。
 
 
ガイドの”マドカ”さんによれば、まだ、冬の海なので、透明度があまり・・・だそうです。
 
 
十分、きれいですけど・・・。
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”ベニンブルー”とか、”ウルトラマリン”と呼ばれる小笠原諸島本来の海の色ではないのでしょう。
初めて来たのでよく分かりません。それでも魚がいると楽しい。
 
 

一夜あけると、波は かなり収まり、青空が広がっていました。
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しかし、昨夜の荒天のため、父島到着は、1時間以上遅れ、12時50分着とのアナウンスが流れます。
パパヤさんで、午後の半日ツアーを予約しているので、船内で昼食を済まさなければなりません。
Cデッキのレストランは、すでにラストオーダー時間。
Aデッキのラウンジへ。
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海が見えて快適です。
昨夜の大シケのため、窓ガラスが海水で濡れています。
船酔いの後なので、軽くコーヒーと温かいクロワッサンを。
窓の外では、シロハラカツヲドリが餌を探して周回しています。
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デッキに出て海を見ていると、イルカが数頭、ジャンプしながら左舷を付いて来ます。
海洋性のバンドウイルカのようです。
動きが早く、予想もしない場所で跳ねるので、写真には、写せませんでしたが・・・。
 
 
海を見ているう0ちに、またお腹が空いたので、Cデッキに戻り、タコヤキを注文。
温めて出してくれるので、美味しいです。
ちゃんと オタフクソースを使い、甘辛味になっています。
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そうこうしているうちに 目的地の父島諸島が見えてきました。
正確には、左の小さいのが孫島、右の大きいのが兄島。
入港する、父島は、その先に霞んでいます。
 
ここで”おが丸”の船内の案内板を。
ピンボケすみません。
 
 
ついに、父島 二見港に入港です。
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村の目抜き通りは、すっかり、トロピカル。
目指すは、埠頭から徒歩数分の”パパヤ マリンスポーツ”さんです。
 
 
”パパヤ”さんの前では、すでに お客様がツアーの手続き中です。
この旅ですっかりお世話になった、パパヤの常連客、赤い服のKさんの姿が見えます。
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ちなみに Kさんのホームページはこちら。
今回の旅で私が写せなかった凄いお写真が満載です。
(勝手に紹介してしまいました。Kさん、ごめんなさい。)

港区 浜松町から歩いて数分の 新芝埠頭から、出発です。
(私は、タクシーを使いましたが・・・)
父島に行くには、ここから、”小笠原丸(通称:おが丸)”に乗って、片道25.5時間の船旅をするしかありません。
 
出航前の手続きで 込み合う 待合ロビーです。
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この時は、ちょうど 小笠原諸島に赴任する学校の先生や、交代で赴任する東京都の役所関係の人、春休みを都会で過ごした小中高生が帰島すると言った、タイミングが重なり、普段とは少し様子が違っていたと、、、後に父島のツアーで知り合ったKさんがおっしゃってました。
盛大なお見送りです。
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流石に25時間以上過ごすだけあって、大きな船で、船内は、小奇麗。
トイレやレストランも快適です。
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2等船室でごろ寝・・・でも良かったのですが、船酔いが心配な私は、揺れが少しでも少なそうな 特2等をチョイスしました。
そして、それが、今回の航海では 正解でした。
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強風波浪注意報が出ている中での出航です。
鉛色の東京港が、白波を立てて 猛けり狂っています。
 
 
デッキに出る扉は、午前10時の出航早々に鍵が掛けられ、外に出られなくなりました。
東京湾内で、船はすでに大揺れ。
これほど ひどい航海は、珍しいそうです。
実際、帰りの航海は、揺れも ほとんどなく、快適でした。
 
午後一時に東京湾を抜けて 外洋に出る頃、私は 船酔いで意識を失って、ベッドで寝ています。
目を覚ましたのは、20時間近く過ぎた、翌日の朝9時でした。

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