2021夏・青春18きっぷの旅、二日目。
新潟駅前のホテル「天然温泉 多宝の湯 ドーミーイン新潟」にチェックインし、ヒトッ風呂汗を流した後は、夕食。
やってきたのは、徒歩10分ほどの新潟の「銀座」と言われる萬代橋近くの繁華街。
大規模耐震改修工事が終わったばかりの巨大ショッピングセンター「万代シティ」の一角にある「万代橋バスセンタービル」です。
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ここの名物は、B級グルメのカレー。
そうなんです。
「フレンド」の「イタリアン」と双璧をなす、新潟県人のソールフード、名物料理「バスセンターのカレー」を食べに来たのです。
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お店の正式名称は「名物 万代そば」。
しかし、誰もそんな名前で呼びません。
呼び名は一つ、「バスセンターのカレー」。
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そして、蕎麦屋なのに、そばには目もくれず、客がコールするのもただ一品、「バスセンターのカレー」。
ただ、それだけだあ。
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私のオーダーは、もちろん、「バスセンターのカレー(普通盛)」480円(税込)。
食券を購入するのももどかしく、カウンターで受け取ります。
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普通盛りなのに、このビッグサイズ。
大井、大森、蒲田を超えて、川崎にまで達しようかと言う巨大盛り。
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黄色い塊りが、赤い化粧を纏って、横たわっています。
無理に言語化すれば、これは「カレー山脈」?
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初対面の新潟県人が、挨拶代わりにこの料理をネタにして、自己のアイデンティティを示すのだとか。
何故、キミはカレーを食べるのか?そこにカレーがあるからさ。ふっ。
お冷はセルフで飲みたいだけコップに注ぐ。
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準備はできた。
さあ、見せてもらおうか。「バスセンターのカレー」の実力とやらを・・
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うむ、うむむむむ。。
あああ、何か、何かが見えるぞぉ~~!
うわああ、いったい、何が起きているウガンダぁ。
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カレぇぇ~~~♪ カレぇ~~♪ レレぇ~♪ レレレのレ~~~~♪
蕎麦屋の甘いツユにタマネギの甘さを加え、C&Bのカレー粉を投入。
そこに炒めた小麦粉を入れて「トロミを付ける。
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添えられた赤い福神漬けが、実は影の主役。
新たな甘さとポリポリの食感が、魂を揺さブルーマニア。
だから、こんなにたくさんの福神漬けがアルゼンチン。
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480円にしては、うまいジャマイカ(ボソッ)。。
そうかぁ。そうなんだ。そうだったんだよなぁ。
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謎は、すべて解けた。
「二郎」がラーメンではなく、「二郎と呼ばれる食べ物」なのと同じく、これは「バスセンターのカレー」と呼ばれる食べ物なんだ。
いつもと同じ結論を出して、何とか完食。
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人知の及ばない、その先の料理に出会えた感動が体の中に残りました。
また、道に迷ったら食べに来ます。
ありがとう。さようなら( ´∀` )/ぽん!